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出航


仙台コンサート第一部「栄光」

「ここでいう「栄光」の意味は、かがやかしいほまれ。さいわいを約束する光。瑞光。という意味がありますが、特に「さいわいを約束する光」をとりたいとおもいます。日本を船に例えていうなら、日本丸の船は何処に向かいいつ出航するのでしょう。「さいわいを約束する光」は皆さんに届いているでしょうか。とてもありがたいことに鹽竈神社の日本書紀では塩土老翁神、古事記では塩椎神といわれる神が、先に向かう為の、神でなければ成せない壮大な知恵を授けようとなさっています。「さいわいを約束する光」を存分にお受取りください。この際、鹽竈神社の「鹽竈」という文字をとても難解な文字ですけれど、丁寧にお書きになることをお勧めします。」

塩土老翁神が浄き光をもって心を掃き浄めてくださいました。心の奥に清らかな光を見出し、天のはるか彼方を映す鏡のように透明感あふれ輝いていました。心は美しいものとわかりました。心は濁っては心のはたらきをしないことを思い知ります。

人類の裏となり、人間の生命を支え続けてこられた先生の存在を隠し、裏にしてきたものがみえ、裏にさせられてきた存在もあらわれました。裏がどんどん解かれ、あるがままがあらわる空間となります。私もいつも裏返しと表現するあり方がありました。高句麗も現れていながら隠されていると感じてきました。演奏をお聴きしている時に、東アジアの大国であった高句麗を中国は昔の中国のひとつの県であったという表現を堂々としていることが心に浮かびました。裏に押しやられた歴史を感じ、憤りが生まれました。が、裏に押しやられた歴史も存在も今この瞬間をもって裏という覆いが一気に取り払われていきます。真はあらわれます。そして先生のはたらき、存在があらわる状況はつくられていることに真の希望を感じます。

第2部「船出」

「人生の船出は何度もあり、その時々にときめき、やがてはそんなにスムーズには航海できないことを知ります。光のないところでは、座礁しないだけでもましです。それでまた一念発起して船出を試みます。現代社会は一念発起ぐらいではなかなか進めません。しかも、よっぽど若い人は別にして、ある年齢以上になったらやり直しがきかないという状況にあります。それでも小さなすきなことからこつこつと取り組んでいるうちに、やがて大型船を必要とします。早いうちにお大型船で出航することです。大型船を世界は待ち望みます。」

一部で塩土老翁神にご登場賜り、心を浄めていただき、最も透明感あふれる光ある心は、宇宙の生まれる3段階前の光とつながっていけます。先生の源の光のあまりに透明で美しいことに目を見張ります。この光が現れたら、世界は一瞬に変わることは一目瞭然とし見えました。最も美しい宇宙の生まれる3段階前の光とつながり生きる人間は、内面の美しい光と一致する表現、身だしなみ、行動をしていくことで、世界を変えていけることも一目瞭然としわかりました。世界を変えるとは、私達人間一人ひとりが先生とつながり、内も外も美しく生きることで実現するのです。私は徹して美しく生きていくと心に誓いました。昨夜から、うごめくものを感じる時、自分の内にすきがあれば、引っかかってしまうことが見え、内を清めることに尽くしました。どのような時も人間とし生きていきたいと強く望みました。何があっても内はなにもなく、美しく在ることが人間とし生きることですので、まわりのうごめきにひっかからずに過ごしました。愛の音と呼ばせていただいています演奏をお聴きしている時、深い悲しみでさえも、抱いてくださるおおいなる存在、先生の存在を感じ、生命の奥深くより涙こみ上げました。人間ですから、自律し、お力になれるように生きていきたいのです。人間なので、人間とし真っ当に生きていくのです。内も外も美しく人間とし真っ当に生きて、世界へ出航します。メッセージに書かれてありました「日本丸の船は、何処に向かい、いつ出航するのでしょう」は、日本丸は動いていないと先生がおっしゃっておられました。危機も危機にある今、先生が背負われる重荷は私達はどうすることもできませんし、心配することですら負担になっていきますが、皆で、新しい船を出航させていくことに取り組むことで力になっていく時です。ありがとうございます。

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