KEIKO KOMA Webサロン

出会っていなければ・・・


24歳でした。「斎藤さんという方が熊本県立劇場でピアノのコンサートをするから行きなさい」と半ば強制的(笑)に、仕事先の恩人に誘われたのが、最初の出会いです。何の情報もなく行きました。一緒に行ったその恩人の部下の女性と客席に二人並んで座ったこと、演奏中、後ろの席の子供がうるさくて、二人で振り向いて注意したこと、など今日は不思議と思い出しています。斎藤先生が舞台に歩いて来られた時、すぐに「ああ、この人本物だ」と思ったことは今でも衝撃と共に覚えています。それまでも「この人はすごいよ」とか「人のために活動してる人だ」とか「神様みたいな人だ」とか色々と誘われて、色々な人に会いに行ったものでしたが、どの方も、私から見ると影が見えて半端で。しかし先生の佇まいは、大樹のようでもあり、大きくて透明な存在のようにも見え、光のようにも見え、これまであった人とは全く違う!とはすぐにわかりました。どうして「本物だ」と感じたのかは、私自身が偽物に取り巻かれて(親の愛(特に父親)も偽物でした)「本物に会いたい」と心の奥底で願っていたせいではないかと今では理解しています。(もの、という言葉はちょっと失礼な気がしています、すみません。今なら「本当の人」だ、と言うでしょう)それから程なくして、一緒に行った女性から今度は「社長があなたも誘えと言ってる」と前置きされて「こうまさんという方と斎藤さんが、熊本でいだき講座をなさるから受けるように」と言われました。全く何の抵抗もなく受けに行ったことも覚えています。そのときに初めて「こうま」というご名字がこの世にあることを知り、とても不思議な感じを受けたことも覚えています。そして伺った講座は、3回コースという短いものでした。しかし私ったら!二日目までは無事に終えました。体が10キロほど軽くなったように感じてアーケードの端から端まで走って帰ったこと、忘れられません。しかし三日目は仕事と重なっていることを理由に欠席!(なんてことを!)今なら卒倒しそうなことですが、その時はそれで終わってしまいました。しかしそこからの私は人生が明るく開かれたかのように感じて、生きていくのがとても楽になったこと、感じていました。そして、その講座から1年ほど後だったと記憶していますが、Hさんという当時のいだきの社員さんから「いだき講座の7日間コースをまた受け直してはどうでしょうか」と連絡をいただき「ではまた1日目から受けられるのですね!?」と喜んで答えましたら「いえ、3日目からです。」と(笑)。ああそうか、二日目というのは人生一回きりだったんだ、と妙に納得して、既に始まっていた東京での講座の三日目から参入して改めて受けました。そこから、私の仕事の快進撃が始まるのですが、その話は割愛しまして(笑)。それよりも、それから数年後にまた受け直すことになった「アントレプレナーコース」の威力が凄まじく!これを書くと長くなりますのでまた割愛しますが、受講初日の日に、逡巡してグズグズしてしまって、先生にこっ酷く叱られたことも忘れません(すみませんでした)!・・・あれからもう36年が過ぎようとしています。今日も元気に生きている私です。いだき講座、特にアントレプレナーコースを受けて以降は、日々のどんな些細なことも「ああ、先生に出会っていなければ、こうはならなかった」と感謝することばかりです。SF小説のように「いだきに出会ってからの人生」と「出会ってなかった場合の人生」とを比較することができないのが、本当にもどかしく感じます。というのは、周りの人にそれを伝えられたら、どんなに(先生のお働きが凄いことかを)わかりやすいかと思うからです。しかし少なくとも自分は、先生に出会っていなかったら、こうはなっていないということは身に染みてわかっておりますので、一生涯、先生に、高麗さんに感謝しながら、生きて参ります。拙く長い文章を書かせていただき、ありがとうございます。9月のアントレプレヌールサロンに、1日だけの蜻蛉返り状態ですが、参加させていただきますこと、お赦し下さい。

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リハーサルの後のフィルハーモニー舞台にて
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コンサートについて