冬の日の午後のひと時
冬の日の午後に、縁ある深大寺にふと行きたくなり、キッチンラボへ行く道中に立ち寄りました。枯れ葉が地面に敷き詰められた道を歩くと、幼い頃に父に連れられて歩いたことを思い出します。父は死んで姿は見えませんが、草木に、吹く風に、土地からのエネルギーに、空気に父を感じます。そして更に前の先祖の魂も感じます。深大寺の悲恋物語は絵巻物に描かれていますが、昔は高句麗人は日本人ではなかったので、恋は叶わなかったということを心に思いながら枯れ葉が敷き詰められた道を歩きました。いつも地に埋もれる魂ばかりが見えた境内ですが、今日は空間が変わり、魂はあるがままが現れていました。空間が変われば、今まで見えなかったことが見えるのだとわかります。人間が空間を作りますので、人間の内面が綺麗になれば、更にあるがままがあらわれます。目に見えない世界が変わったことがよくわかる深大寺での経験でした。キッチンラボでは今年最後の「冬支度のコース」に参加させていただきました。かぶだけで作ったとお聞きしました上品で混じり気のない清らかなお味のスープやタピオカ粉のパンにチーズがたっぷりとのっているものはもちもち感が楽しく、熱々でとってもおいしかったです。羊のお肉やお魚のお料理、サラダも栄養やバランスをよく考えて、体に良く、やさしいものを作ってくださっていることがよくわかります。このようなお料理をいただけます機会がありますことに感謝します。最後のデザートも美味しく、私が淹れさせていただきました先生が焙煎してくださったコーヒーといただくと、極上の味わいでした。皆様に喜んでいただき、幸せな時でした。明日は狛江での先生のコンサートがございます。新しい時代を生きていける心身を養い、身につけていけます生きる要を経験させていただけますコンサートの経験があるので、変化成長し続け生きていけますことは真にありがたいことと感謝します。コンサート前日の今日はとても豊かで良い経験ができました。明日は更に良い日となると感じ、うれしいです。先生のピアノの音をお聴きすることは真に幸せを感じます。生きている、と実感でき、永遠にこの時が続きますようにと自然と祈ってしまいます。この時が永遠であることを感じます。人生最優先し身を運んでいただけますことを願い、お越しをお待ちしています。ありがとうございます。
