内面の掃除
土曜日はいつもの家事を普段よりも入念に終え、3週間ぶりの休暇をどの様に過ごそうか思案してました。
丁度、食べものや、掃除と内面の関係のお話が記憶に新しかったので、冷蔵庫の中を自分の内面に見立て、掃除をすることにしました。
気づけば、細かい汚れをブラシで隅々まで掻き出すまでの、これまでの自分にとっては、大がかりな作業となりました。
自分が出した汚れの筈なのですが、汚物に思わず顔が歪みます。嫌々やっても意味がないと自分を律しますが、心から喜びを感じてやることができる日が、果たしてやって来るのだろうかなどと、時々頭をもたげる疑念を打ち消しながら続けました。
また、家電のリサイクル販売ではこような作業が肝なのだろうか、などと少しだけアントレプレナー魂も織り交ぜながら、時々鳴る冷蔵庫の半ドアの警告音にせかされながら続けました。
終わってみれば、想定よりも随分と時間が掛かってしまいましたが、冷蔵庫の中の食べものは、前よりもキラキラと輝き美味しそうに見えました。
ありがとうございます。