内面の愛への疑いは晴れ、そのまま表すことができる喜びを得ました
いだきしん先生が表現してくださったこの度の京都コンサートでは、命の言葉として、本来の、宇宙に実在している「愛」を教えていただくと同時に経験し、私の内面の愛を信頼し、感じるままに現わすことを経験出来ました。
幼いころから「愛」は私の中で響き続け、一番表現したいことでした。けれども、自分が感じた「言葉にならない、言葉以前の愛のエネルギー」は、そのまま人に伝わり受け入れられることはありませんでした。
このままでは私は未熟で間違っているから、正しく表現できるようになりたくて、頭でいろいろ学びました。けれども、人に内面の愛をそのまま受け入れられることはなく、結果自分の内面の愛を疑い、閉じ込め、病気になる生き方をしてきました。いだきしん先生、高麗恵子さんにお会いできなかったら、そのことに気づくこともなく、他者の存在との違和感と疎外感、そして自分の存在への疑いと罪悪感を感じ続ける苦しみの人生を生き続け、無念なまま命が尽きていたでしょう。
12年前、私の心臓が限界を迎え、恐怖を訴えパニック発作を引き起こしました。次の年には内臓全てが、歪んだまま生きてきた怒りで炎症を起こし、命が身を引き裂き血の涙を流しました。その苦しみを実感し全身で叫び続けた「このままでは嫌だ!」という言葉が空間に伝わり、やっと先生、高麗さんと出会うことができました。念願叶う人生が始まりました。
人間の生命の真の働きは「愛」であること、人間は「愛の言葉」であることが可能なことを、この世の現実の世界で、自分の全存在で生きられることを信じられる安心感と喜びを知ることができました。
今回も出会ってくださり、愛を表現くださり、ありがとうございます。
先生の存在と高麗さんの存在。ピアノの音。パイプオルガンの音。京都コンサートホールの空間。集った懐かしい人たち。宮城から出発し、福島で合流できた受講生さんとともに、同じ時間を生きられたこと。至福であり祝福であり、多くの先祖と、家族と、私の生命を支えてくれる自然のおかげと感謝いたします。
ありがとうございます。
高橋 由珠