内臓の躍動
愛の中で存在が明確に現ることを紛れもなく経験しました。愛が出発点であるとき、時間を超えて生命と生命が存在していることに深く納得し、自分という存在をも自然や宇宙のなかに溶けこんだようにただ在るということを教えていただくのです。愛し合える存在、自然とひとつに生成を続ける存在である人間がぼやけているということは反自然であるとわかりました。真の色気を感じるとき人がくっきりと色濃く見えるのはぼやけるのと対象的な人間の在り方だったのだと気づきます。
哀しいような嬉しいような音が聴こえ、愛が現れていく時代は女性たちの悲願と感じました。
あるときピアノのまっすぐな大きな音に、内臓の反応が今までと全く違っていることに突然気がつきました。音が飛び込み内面は飛び跳ね躍動する喜びいっぱいです。内面である内臓から人と交流しとけあうという生命の神秘的な豊かさを知り益々深まっていきます。
明日の朝が来るのが楽しみな毎日の連続である今年を有難うございます。