内なる叫び
先生、高麗さん、いつも誠にありがとうございます。
受講する以前は、自分は何に希望を感じて生きていたのだろうかと、ふと思うことがありました。大人になれば”いま”とは違うだろうと思っていたけれど、社会人になった時にとても驚いたのは、大人も喧嘩する姿を見たことや、人間関係で悩んでいることでした。年だけ経ても、成熟しないままでは大人とは言わず、時代や世代は変わってもそれは変わらないことを知りました。
日々、仙台高麗屋さんの入っているビルの店頭にて、先生の音を流しながらコーヒーや結工房の焼き菓子を販売をさせていただいておりますが、商品をお求めになるだけでなく、ついでのように最近は内なる悩みを溢していかれることが続いていました。それも自分より年上の…自分の母親程の年齢の女性で初対面であってもです。仕事や家族関係のこと、介護のストレス等…なぜいまここで、こんなことまで私に言っていくのだろうかという気持ちが正直あり、久しぶりに前頭葉がズキンと鈍く痛みましたが、私の仕事が足りないだけだと気がつきました。売ることが仕事ですが、コーヒーひとつ、焼き菓子ひとつからでも、その先に繋がる道を私が閉ざしてはいけなかったのです。頭痛で倒れていた時と違い、いまは抜け出し口を知っています。希望すらもてない世の中で、女性達の内なる叫びが、世界を変えるほどの幸せな笑顔に満ちるよう、伝わるように働くことを心します。
コーヒーを売りながら、人生を新たに生きると決めた意志と、課題をもってコンサートに臨める機会に心より感謝いたします。本日となりましたが、三鷹コンサートに参加させていただきます。
ありがとうございます。