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共感


盛岡応用コースへと向かう朝、いつもより気持ちが引き締まり清々しい空気の中での出発でした。
日曜日であり休みのはずの学校はその日に限ってPTAの出校日となっていました。その後も部活があり、だったらその日は学校を休んでしまおう、と娘と決めて迎えた朝でした。
先生のお話を聞いている最中は眠くてたまらず、ズレて生きてしまっているから故、と自覚しました。ライブ配信で聞くことと実際にお会いして聞くことではやはり状態が違うのだと実感します。
先生がホワイトボードに書かれた『共感 empathy』という文字。
先生の書く『共感』の文字から、日本語は共感が言語であるというお話しに、その文字から日本人の自然と共にある優しい感覚も伝わってくるようで、講座が終わった後もその字を魅入っていました。
この数日間、地球にとって必要な人間とはどんな人間なんだろうと考えていました。
子供の頃の感覚を思い出しました。山の中にある父の畑へよく行きました。自然の中で遊んでいると自由に自分自身でいられるのです。山から降り、人里の村へと入ってくると人の意識が気になるのか、周りを気にして自分自身を見るような感覚になっていました。
講座での先生のお話に、もともとの日本語の成り立ちに目が覚めるようでした。日本の自然と共に養われてきた生命こそ、地球にとって必要な人間として生きていけるのではないか、と心が開かれました。
東北人だからといってものを言わないのではなく、もともと言わなくてもその前にわかっていくのがそれが当たり前だったからとは、頷きます。
講座の帰りは娘と一緒に十割蕎麦を食べました。
とても美味しくてとても愉しく、一緒にいるだけで幸せな時間でした。

いつの時も貴重な経験をありがとうございます。

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