全身

東北センターでの特別なひと時を有難うございます。
地上から上を見上げその時その時、高みを目指している状態ではなく、崇高な愛についてお聞きし最も大きい世界を感じられ安堵しました。奥様のお話を聞くといつも内面が整い最も安定することに感謝よりなく、いだきしん先生と一体にいつでもお会い出来ている事に改めて気がつかせて頂きます。人間同士、命の交流も簡単ではないとお聞きしたとき、いのちひとつという表現と先生の仰る「一体」は全く違う事と理解を始めました。
全身が生きている状態で死ぬ瞬間まで生きること、部分的に死んで行って頭だけが強いということが国や男女やあらゆる問題に繋がっていることがわかりました。何も働かない標準化と同じく体が部分的である事もいまの一人一人の課題と認識します。
「間主観」について、自分は経験していないことを人を通してわかることを学びました。父の死に真正面に向き合った経験以降、居ない感覚は一切なく死への恐怖もなく自分がいま生きている時にどうするかだけが在ります。全身で生き、一体となる愛以外の望みはない事が分かりました。歴史上初めての事に臨める人生に於いての終わりのない真理の経験はいつも喜びが溢れます。
東北で高麗さんから目に見えない世界の事をお聞き出来る時間が豊かで大好きです。文章を拝見すること、特に生でお話をお聞き出来る時間は最高に頭が整理されていく時間でもあり、時空を超えて本音や香りが思い出されます。
いつでも此処にいてしっかり真正面に向き合い生きていけたら良いと原点に戻る時間が東北センターでのひと時です。
4月19日を前に、誰もが心優しく穏やかで温かいひと時を過ごさせていただき感謝します。