光の時

遅くなってしまいましたが、28日はジェンダーをめぐっての講座を有難うございました。
この状況の中で元気に生きて行く道を見つけたく、辿るように真剣に聴かせていただきました。
新しい仕組みを考えられてから実現まで、奥様の一言一言、絶妙な言い回しの表現一つ一つを辿ると霧が晴れて道が見えてくるのでした。

性と食と変わることは一つとお聞きしたことも新たな発見となりました。それは現代の社会で完全に分離されていた事だからだと思います。何かをしながら見ないで食べている姿を多く見るようになりました。時間や食事や給与の増えない仕事によって関係はばっさり切られていること、男女の関係だけが切り離されて上手く行くわけがないことに合点しました。
ぽっと光るように起こって実存同士が変容する恋が持続するのはあらゆるこの世の中の制限を超えて行くことだと理解します。が、意識的に対象化するのが実存ではないとお聞きした通り、恋も何かを超えて何かをやってから起こるのではなく起きたらいとも簡単に変わっていけることであると理解しました。どの時間にも通じていてどの時間にも囚われない自由な光と感じます。

頭では準備万端に思った通りにと望んでも、考える暇がない中でも進めるよりないという時の方がいつも自分らしく、何も考えない様に日々動いていくことの不思議な体感が続いています。
何かを頑張り何かを優先している自分の状態では最も大事なことが疎かになってエネルギーが削がれていることを自覚した昨日でした。無我夢中できちんとその場にいることの喜びを講座やコンサートで経験し、仕事の時、人といる時、それぞれに集中することに行きつきました。いるポジションがしっかりしていれば実存に働きかけてくださる力を一杯受け止められることに感謝が溢れます。
多くの答えを得られたジェンダーをめぐっての講座を有難うございます。

生涯の健康や美しいことを目指している人にも内面の影や苦しみが感じられ、コンサートの事をお話しさせていただいています。毎日と決めて表現しそれぞれの方が参加できるように向かうことは自然で愉しいです。
講座等で表現くださってから、全てのひとにとって実存を問われる場面が来ていることを気付かされる毎日です。問うて見つけ表していくことをさぼっても怠けてもいけないと糾されています。