光に包まれ

今日は久しぶりの雨降りとなり、気温も一気に下がりました。三鷹風のホールでのコンサートを楽しみに向かいました。最近は見えたまま、生まれるままに動いていくと、気になることや心配することがなくなってきており、時々、何か忘れ物をしているように感じることがあり、忘れ物は心配事と気づき、苦笑します。気になることや溜まっていることを行うことで終わっている状態では先は作れません。今日のように何もなくコンサートを経験させていただけることは大変楽しみと感じていました。

メッセージは、心の内では待ってました、と声が出るメッセージタイトルです。

「天常立尊」

「天を祀る日以来の三鷹風のホールです。天を祀るといえば「天常立尊」のことをはずすわけには参りません。神社においては出雲大社、奥州水沢にある駒形神社などに祀られています。天の意をこの生きた身体内でしっかりと受け止め受け容れて美しいことは美しいまま本当の美しいことは一瞬にして地球上を巡り新たな美しさをつくります」

　天常立尊の登場は古事記を読んでいる時に、天から降りてくるように見えていたので、待望していたのです。驚くことに奥州水沢の駒形神社にも祀られているとは、目が覚める思いです。岩手県にある駒形神社には自然と導かれ、足を運んでいました。奥州駒形神社は元なる神社と知り、行きたくて奥州での作品展の合間に急いで行かせていただきました。高麗に憧れと神社の由来に書いてあったことにも大変驚きましたが、天常立尊が祀られていたとは、１０月に入ってからの先生のコンサートを経験させていただきました今になると、真に驚きです。神社で出会った光、風が蘇ります。とても心地よい場でした。天から降ってくるようなピアノの音は雨が降るように光が注がれ続け、心地よいばかりでした。内面を感じようとしても感じられないことに焦りましたが、日本の神様が登場される時はいつもこうなるのです。感じようとしたりわかろうとする存在ではないとわかります。ましてや神様をわかろうとするなど、傲慢です。わかるようになっていないでわかるわけがないのです。先生が表現してくださる存在をそのまま感じ受け容れていけるようにし聴かせていただくと、体中に光が注がれ、光に満ち、生命の内がどんどん澄んでいくのです。内に光が宿るようにお祓いをしていただいているようです。そして綺麗になった生命の内に天の光が宿りました。メッセージ「天の意をこの生きた身体内でしっかりと受け止め、受け容れて」というメッセージが心にありました。「本当に美しいことは一瞬にして地球上を巡り、新たな美しさをつくります」とのメッセージも経験させて今、読ませていただくと、その光景が浮かんできます。内に光が宿った時、空間と内面は境がなく、天から降り注ぐ光を受け、満天の星空の中に身が浮いているようでした。天の川のように光の川が流れている空間に身を置く自由、心地よさを感じました。体中が温かくぬくもり、汗まで滲みました。内も外もぽかぽかとなり、なんともやさしい空間に身をおける幸せに感謝します。

第２部は「独神から」

「男女一対の神を「双神」と云います。「独神」は何かとの関係の中で何かを生み出すということではありません。我々一人一人もある関係の中で愛を実現するというのは一般的です。果たしてそうでしょうか。真の愛があるかどうかは別として。独りがただただ内側から人間という浄い姿となってはじめて愛を実現するという命のあり方がしっかりします。そこで第一番にはたらく「天常立尊」のはたらきを受け容れてはじめて愛の本源が命を満たします。」

古事記を読んでいて「独神」も気になっていました。第２部は始めからピアノの音が内面に響き、涙があふれます。時には武者震いが起こったり、胸の内が震えてならなかったり、懐かしいような愛おしいような深い感動に包まれていました。内面には双神と感じる存在を見ました。「独りがただただ内側から人間という浄い姿になってはじめて愛を実現するという命のあり方はしっかりします」とのメッセージが私の答えとなりました。関係の中だけで愛が実現するとは考え難かったです。それも愛を失った現代社会では、絶望的と感じてしまいます。独神は何かとの関係の中で何かを生み出すということではないとのメッセージに救いと希望を感じました。徹して内面が浄められ、「天常立尊」のはたらきを受け容れていければ、メッセージに書かれてありました「愛の本源が命を満たします」経験ができることが真に希望です。光に包まれ、体は熱く、天の光に包まれて、ここに存在することが幸せでした。日本の神を表現していただき、生命育まれていく尊い経験をさせていただけます人生は真に幸せです。人間となる真の教育を受けているようです。歪み、傷ついた生命が光に包まれ、癒されていきます。人智を超えたはたらき、ちからにより、治癒する生命を感じ、エシュムーンで出会った治癒神も共に在られると感じる経験となりました。今も生命は光に包まれ、やさしいです。明日のコンサートへと続く、計り知れないちからがずっとはたらいてくださっていることを感じ、コンサートの一席に身を置かせていただけます恵に感謝します。ありがとうございます。