先生の存在
令和となりましたが、平成最後の日にヤマハコンサートをありがとうございました。
昭和から平成になる時、天気は雨ばかりの日が続いていました。今日の雨は昭和天皇が崩御された時の雨とは違いますが、銀座の夜の雨はこれからどのような未来に向かうのか、体のなかはPassionと感動でいっぱいでした。
一部、二部、今までとは違うピアノの音にもう過去は一切いらないと先生からお聴きした昨日のジェンダーの続きのようでした。先生の渾身の演奏に、Passionの凄まじいエネルギーを全身全霊でお聴きし、今まで自分のなかで情熱と考えていたものは木っ端微塵に吹き飛び、愛のエネルギーは世界を変え、人間の悪を吹き飛ばし一掃する圧倒的なエネルギーでした。このようなコンサートの一席に参加が叶うことに、ありがとうございます。と拍手することでしか感動を表せない一部でした。
二部も初めての体感が続きました。時折、頭のなかにある日常の夫婦関係なのか、心配から始まり、こうなってほしいと思っている、一見やさしげな思いやりみたいなものが夢のなかにいるかのように一瞬に浮かびます。気にしているから思いになって頭のなかにあるのかもしれないです。
演奏は進み、聴いたことがない音に出会います。こんな時、音を邪魔する物音が今日も聴こえました。愛を感じると涙になります。感動で胸は大きくはちきれそうです。コンサート終盤は先生の存在が大きく顕れ、コンサートは先生の存在ばかりになりました。
アンコールラストで突然体の中心に一本の柱のような真っ直ぐな線が顕れ、背中から一直線に上へとあっという間に伸びていきました。
コンサートが終わっても感動は消えない平成最後の日のコンサートで大きく生きるときが来たことを命のなかで経験しました。
ヤマハコンサートをありがとうございます。