先生の大いなる働きに心から感謝申し上げます
先日の大火事では、先生の大いなる働きにより助けて頂き、心よりありがとうございました。
あまりのショックな出来事で、2日経った今日、やっと先生にお礼のメッセージを送らせていただくことが出来ました。あんなに恐怖を感じたのは、生まれて初めてのことでした。
この日はちょうど隣接する市や町で2件の火災があったようで、消防車の到着が遅れ、火の勢いが手に負えないほど増し、消防車が到着した時には手遅れの状態で、この世の地獄のような荒れ狂った火の勢い、あちこちでプロパンガスのタンクが爆発する音、車やトラクターが燃え、空き家の茅葺屋根の家々が1000度以上の高温で燃え火柱が立ち、火の竜巻となり、次々と家屋を飲み込んでいき、私たちはなすすべもなく、ただオロオロと彷徨い、へたり込むしかありませんでした。生きた心地がせず、まるでこの世の地獄でした。
そして村の一番奥に位置する我が家がいよいよ燃える時が来た時、誰の目にも明らかに分かる奇跡が起こりました。まるで、我が家にバリアが張られたように、火が燃え移らないのです。私たちは1時間以上もの間、次々に家々が燃えていく様子をずっと見ており、ただ祈るしかないそんな状況で、我が家に引火しないことはあり得ないことであったにもかかわらず、奇跡が起き助けて頂きました。
昨日、消防の方たちと我が家の被害状況を調べたところ、外にある洗濯機や電熱線のカバー、雨樋などのプラスチック類が溶けていた様子を見、改めて奇跡を実感致しました。
もし村の一番奥にある我が家が燃えていたら、山に燃え移り、何日も消えない山火事となり、日本史上最も大きな火事に発展しかねない状況でした。
地獄のような1時間の間に、色々なことが頭を駆け巡りました。今、ウクライナで戦火に巻き込まれている方たちのこと、第2次世界大戦の東京大空襲、原爆、などなど、どれほど大変なことであったろうと。
昨日、焼け跡に立っていると、もう鎮火しているにもかかわらず、足が火傷するように熱く、立っていられなくなりました。高麗さんが広島でチケットを売られていた時のお話を思い出しました。
沢山の犠牲があって、今の私たちがいる。
私たちは本当に尊い命を授かり生きており、一人ひとりの生き方が伝播していくということが、命のままわかりました。
今日は先生のオンデマンドのコンサートを何度も聞かせて頂けたことで、トラウマのように火事の経験が脳裏に焼き付いて離れず、不安でたまらなかった状態から解放されました。そしてゆっくりお風呂に入り、心の底から幸せを実感させていただきました。
この助けられた命でこれから私は何をしていこう。
どんな時も先を作っていく力をつけていきたいと、心新たにいたしました。
私のこの経験が誰かのお役に立てれば嬉しいと感じ、こちらに投稿させていただきました。
本来であれば、直接先生にお礼を述べるのが筋ではありますが、父も足に怪我をし手術をすることになり、状況が落ち着きましたら、家族で先生にお礼を伝えに講座やコンサートに参加させていただきます。
本当に、ありがとうございました。