充ちるいのち
府中でのコンサートを有難うございます。
隣に人がいらっしゃるコンサートが久しぶりでぎゅうぎゅうと言いたくなる距離感でしたが、距離が近いことには直ぐに慣れて心地良い温もりをも感じました。
駐車場に入る前の一瞬に見た月食の細い月はいつにも増して明るく胸に灯りました。人間は円く充ちている存在であり、欠けて薄くなっているような存在ではないと教えられ恋しさまで覚えるほどに月と一つになれる何とも素敵なコンサートでした。ピアノの音をお聞きしていると光のシャワーを浴びているようにして光充ちて、大きな存在に抱かれ天へと近くなっていきます。月と宇宙と、畏れ多い存在と一つに在るままの幸せが本当の人間であり自分と感じられました。円い生命にとって、教訓という一時的なものは必要がないのだと知りました。世の中は辛く厳しくもそこに擦りもしない全く違ういのちの豊かさが在ることも知り、女性たちはコンサート後には白くて綺麗な肌になっていることにはいつも喜びが溢れます。
この世には一片たりともない優しさの極まった音をお聞きして幸せな生命となります。
これからのレベルアップに向けて社会で生きる様々な限界が浮き出て解放されていき、これで幸せな始まりを迎えられると安堵しました。何かをする前の生命そのものがこれ以上なく整い働く活力となっています。出来ない状態は不調となって現れ、早くに解決して頂けるというこの上ない御力添えがあり幸せに働いていけますが、出来る事だけをやるのではなく不可能や大きいことに向かってこそこの様な巡りを頂けるのだと感謝が芽生えています。
パイプオルガンとピアノの音の神性の顕れる豊かなことが、新しく生まれ変わったような月の輝きと一つに生命を新たにしてくださいました。
どんな人でも居なくなったら悲しいのだから大切にと何処からともなく聞こえるように感じる空間がありました。きちんとする挨拶一つが天にも昇るように嬉しいのです。
大変豊かなときを有難うございます。