元なる愛の強さ
魂覚醒の瞬間の連続である高句麗伝説を有難うございます。
時間のない世界に身を置き、生きる力、生きる術、恐ろしいほどいのちひとつである愛を生きる心身がそのまま養われていきます。音と音、詩と詩の境目が一切感じられず全てはひとつに一体となり進んでいました。
こんなに緻密な美しい音を此処以外では聴いた事がないのだと気が付きます。心の奥底から震える音に出会い、此処に集中することで何にも遮られることのない隙のない人生を生かして頂いていることに気が付きます。新しく生きることを養いそれぞれの資質を生かしていける機会である、自分の真を分かっていく事で目覚める舞台に感動は留まる事がありません。誰にも表現する事はなくとも自分で自分の奥深くの真を分かって生きて表現していける、その連続で今日まで生きることが出来ました。
高句麗の王、土地、風、天池は対象ではなく畏れ多いと現代の意識から憚ることもなく経験した今はひとつにあります。年が明けてから人との境がなく近しくなり、高句麗伝説にて表現される世界を予感すると愛おしい気持ちが生まれて向かいました。
隠されていた高句麗の女性の存在の現れるとき拭いても意味が無いほどに涙が溢れました。愛の根源的な姿はいつの時にも不変にあり今の新しい愛へと揺るぎなく続いていることを知りました。男や女の生きる力そのものが宇宙と交わり地上に実現している強さと紛れもないエネルギーが芳しく現れます。
パイプオルガンやシンセサイザーで表現される世界は最近のコンサートで経験している宇宙の向こうの世界でした。その世界が言葉に現されていく感動もここでしか経験できません。
沢山の楽器の音色が重なりそこに御声があり豊かに調和している音を聴いていると、他の人がいる事で豊かになっていくいのち一つの豊かさが広がるのです。この様に豊かに、愛から始まる国づくりで他には敵わないほど強く生きていらっしゃったのだと教えられます。
何者も排除されずに在るからこそ半端は自滅していくという場を肌身で経験しました。最も優しく最もはっきりした生きる場でした。
進んだら戻る事のない時代、人生の豊かさに心より感謝します。いのちひとつに始まる人生を有難うございます。
この一日を世界の中で最も重要な一日と受け止めしっかり経験し活かす気持ちで参加させて頂きました。