伝えること

いつの間にか庭の小夏がたわわに実りました。
盛岡からの花のお写真でやさしい気持ちになり、空と山の写真では心が洗われました。

神の領域と感じた迎賓館コンサートの後、いろんな事に腹が立って仕方なく、まわりが私の怒りに驚く程でした。抑えていた感情が吹き出したのか、隠していた本性が現れたのか、怒りの後自己嫌悪に陥ったりとしばらく忙しかったです。人に対する苛立ちも凄く、全ては自分自身の問題と思いながらなかなか認める事が出来ず、自分の頭の悪さに辟易しておりました。盛岡に行けるよう仕事を段取り出来なかった自分への怒りでもありました。

高麗さんの書き込みにて気がつくことがあり、行けない以上、今出来る事、最優先は電話かけと手紙と切り替えると、回りがサポートしてくれるようになりました。事務所で手紙を投函する準備をしていたら、アルバイトのスタッフが私が徳島で上映会をした時の話をし始めました。上映会のセッティングの為に連れて行ったスタッフですが、私がネットを見て会場を予約し、事前の告知がほとんどないまま上映会をし、それでもどっからか人を連れて来るどこまでも前向きな私に驚いたとのことでした。忘れていたことでしたが、封筒に糊付けをしながらついと「いだき」のことを伝えることが嬉しくて仕方ないと話していました。

自分が今一番したい事は、見知らぬ所へ行き、先生と高麗さんの事をお伝えする事です。車で上映会をしながら行商することを考えるとワクワクします。仕事が増え、私を応援してくれてる仲間達は目一杯働いてくれていますが、人が育ってないのでまだまだ行商に行けずにいます。百倍働く事が必要である事は実感としてあります。

施設に電話かけをしていますと、新型コロナウィルス対策が更に厳しくなっているのがわかります。お伝えすることで何とか状況を変える事が出来ればと考えています。後手にまわってしまったことが現象として現れていますので、正直なところ焦りもありますが、高麗さんの書き込みにありました、徹して美しくを心がけてお伝えして参ります。
宜しくお願い申し上げます。ありがとうございます。

塚崎知美