仙台コンサートを前に
風が吹き、木の葉がそよぐと、心にふれるやさしさに生きていることの感謝あふれます。流れる川の水の音に胸の内が動き、懐かしさをたどれば、魂の存在に出会います。魂はこの地で生まれる音を待ち続けていました。ようやく太陽の光が注がれるところまで引き上げられ、この地から生まれる音に出会えます。音は彼方の世界に轟き、彼方からの音を運んでくれます。はるか彼方を感じると人間が生まれ、生きていることをそのまま受け容れていけます。はるか彼方から生まれた生命は宇宙に生きるすべての生命とひとつであります。遥か彼方とひとつに生きる生命は愛です。ありがとうございます。