仙台の恵

仙台でのコンサートはこの世の次元を超えて美しくロマンチックです。この様な事を生きて経験出来る場に、生きる事の幸せ、喜びが溢れます。
メッセージをお聞きし身体だけが健全でもどうにもならない時代である事が分かりました。コンサートに参加し、いだきしん先生と繋がり生きる事は何を以っても説明出来ない、良く巡っていく健康な精神の働きが養われます。
この度の東北では完全に新しい流れが出来上がっている事を経験しました。そこで生きる事を一人一人が掴む為には健全な精神の働きからスタートする事が必然で、先日もお話下さった動くということからその好機を掴んでいること、人もちゃんといる事が分かりどんな時も幸運と共に明るい道が開けている事に感謝が溢れます。
「健全なる精神は健全なる身体に宿る」とは詩人本人は実際はそうでないという事を仰っていたようですが、現代は正に洗脳のようにこの言葉が知られそこに留まるように在ります。
地上に留めるもののない仙台のピアノの音から光に包まれ何も気にせず溶け込んでいく幸せを体感させていただきました。
第二部では今回も広瀬川と一つにあるいのちの経験から始まりました。自分が川であったり山であったり宇宙であるという豊かさは完全に一体である命を教えてくれました。山の頂がまっすぐ宇宙に通じ、自分の身体も1ミリのズレもなくそこに在る幸せはこんなに幸せな事があるのだと驚くばかりです。頭が邪魔をする社会を抜け出して何もない世界で更なる愛の境地を知るのです。体内は本当にキラキラと煌めいて畏れ多いほどに幸せでした。この幸せなことが世界の緊迫感を溶かしていくのは確かな事としてわかり、どんな民族にも誰にでも等しく働きかける力を受け良くなっていく兆しを感じました。
有難うございます。