KEIKO KOMA Webサロン

仙台にて


先生がずっと気にされていた被災地となりました地を訪ねることができ、とても有意義な経験をさせていただきました。歴史の重荷、痛みを身に感じ、身が痛み始めたこともあり、やはり過去が今に融合し、光となっていかねば、人間は痛みを感じ、苦しみながら生きていかざるを得ないことを身にしみます。過去の重荷を変えていける先生のはたらき、コンサートが人間が生きていける世界を作るには必要であることを身をもってわかります。

魂惹かれてならないこけしと出会い、初めてこけしを購入しました。93歳の御方が作られたとお聞きしました。今はお亡くなりになったそうです。先生がずっと置いておくと、表情が変わっていくからとおっしゃいました。先程写真をアップさせていただきましたが、先生に頂きましたこけしと並べて置かせていただきました。人間の心、魂を表す作品は年々変わっていくことの素晴らしさに感動します。家族が増えたようでとてもうれしいです。盛岡に家と東北センターを作った時も先生が素晴らしいこけしをくださいました。その時生まれた言葉は「東北の未来の為に 復興支援の拠点」です。今日もこのこけしをどこに置けばこけしが一番喜び活かされるかと考えました。宮城県のこけしなので、仙台と見えました。同時に思わず叫んだ言葉は盛岡の拠点に置く時と同じ言葉でした。こけしは、拠点の主なのです。私が不在の時もずっと拠点を守って下さいます。仙台にも主が現れて大変心強いです。

今日は、博物館も入りました。墨文字が展示されていました。私は書を見ることが大好きです。北京の博物館でも書が展示されている部屋に入った時には時を忘れ、引き寄せられました。文字を見ても意味はわかりませんが、文字から発するエネルギーを感じ、その時代時代を生きていた人の心、魂に触れることがとても豊かな時なのです。今日は、書を見てもお参りをしてもこの世の安泰で留まっていることが見え、ここには希望も未来もないと感じました。今は戦争が終わりますことを祈り続けています。おおいなる存在を前に生まれるままに詩を詠んでいます。抜け出し口ははるか彼方に通じ生きていくことと行き着きます。先生のコンサートでは内面が無限な世界に通じていくと、目の前の問題も苦しみも一瞬にし、なくなります。時間のない世界で生きる生命を感じ、はじまりもおわりもない世界で生きることが人間の人生と感じます。「今」という時もない世界であります。この瞬間瞬間を表す言葉があるのかと考えます。表せないので、先生はピアノの即興演奏によって表現してくださっているのかと改めて考えます。博物館にて書に触れる時、悲しいですが、時間がある世界で生きてきた歴史を感じます。今、先生の即興演奏を自分の生命で経験できます私達が、時間のない世界で生きる瞬間瞬間を表現できるのならどれだけ後世の人にお役に立てることかと考えます。この瞬間でも生命の危機に晒される方々を感じ、祈るよりない日々となり、何をするかは四六時中考えます。答えははるか彼方に通じて生きる人間が増えることと見えるのです。いだき講座にて過去から受け継がれた運命を解放され、時間のない世界で生きる経験ができる私達ははるか彼方と通じ生きることは世界を変えていけると見えるのです。今日となりましたが、仙台でのコンサートの機会を活かし、世界に役立つ生命となれますようにと望みます。

仙台高麗屋での講演会前には、4月1日から開催します作品展の会場の下見をしました。高麗屋のすぐ近くでありますので、3月31日からの4日間の活動は徹底し動いていこうとその場にいた人たちと向かう気持ち満々となりました。大切な日、4月19日は全力で向かうのです。動くことが祈りです。

ありがとうございます。

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