今
杉並公会堂でのコンサートをありがとうございました。
第一部では、仕事や生活、人間関係など、あらゆる側面における、命の働きとしての部分的なあり方があぶり出されました。そのような状態の体感は、内側にギュッと締め付けられるような窮屈さであり、柔らかさに欠けることでした。そして、このような状態は、対象化など頭の働きと関係していると感じました。そして、このような生き方をしていたら何事も上手くいくはずもなく、とくに人との関係は切れてしまう、続かないと感じ、心と体がバラバラな状態を自覚しました。
第二部では、過去にとらわれている自分の頭に気づきました。そして、過去の中に生きる自分は「今」を感じているかを問いました。そして、今の中にこそ相手の体温や温もりがあると感じた時、ピアノの音が優しく迎え入れてくれました。今という連続が光の道となり未来へとどこまでも続くのが見えました。そして、今を一時とも断ち切ることなく大事にすることで、今が連続するプロセスで成立する互いの成長や全体が実現するものと感じました。
ありがとうございます。