KEIKO KOMA Webサロン

今度こそ


流れる涙
零れる涙

つたう涙
あふれる涙

言葉という枠組みにけして嵌められない、豊かな気持ちも感情も、すべてを受け容れ表してくださる いだきしん先生のピアノ。過去を昇華し未来は希望のみと伝える大自然、大宇宙からの愛のメッセージをありがとうございます。


四半世紀以上、身内以上のご家族です。訃報を受けた時は鹿児島に居ました。立つことも話すこともできなくなりましたが、葬儀に際し、私を頼ってきてくれたことが驚きでもありました。寒波の影響は南国にもあり、朝から霰がふっては晴れの繰り返しで、時折全貌を現す桜島には薄らと雪が被り、その神聖な光景に息を呑んでいました。虹が出ないことが不思議と仲間と話しながら夕刻となっていましたが、電話を切り、ようやく顔を上げると、街中でありながら、眼前に、大きな大きな虹が出ていました。「よろしく」の挨拶と受け止める先にはとまらぬ涙しかありませんでしたが気づけば7日目となります。応用コースのオンデマンド、アントレプレヌールサロンを経験させていただき、私はフロー状態にあったのではないかと考えています。先祖代々の寺院には頼まなくていい、地元のしがらみも要らないと、いだきへ繋がるきっかけを作られた、1歳違いの双子と言われるお姉様が力強くお嬢様達に伝えていました。どんなに心強かったことでしょう。打ち合わせもほとんどなくはじめた通夜、葬儀では、会場いっぱいに供えられた特注の生花の中、これだけはと東京から持参した いだきしんサウンドシステムと数枚のCDが活躍します。手元に足りないと感じたCDはかつての部下の方で今も唯一いだきへ繋がっている地元の受講生が持ってきてくれました。先生の音楽を中心としますが、ご家族との打ち合わせから、微妙なバランスも必要と感じクラシック音楽も入りました。ふと手にしたジャズでしたが、幼い頃聴いておられたとは知らずにいたのでとても驚きました。2日間がひとつとなるお弔いができるようにと務めさせていただくなか、ご家族や縁の方々が話される言葉と音楽がピッタリと合うのです。指揮者も演出家も作家も居ないのに魂ひとつのタイミングで神聖な空間が広がります。作ってできることではありません。いだきしん先生の音楽を流すだけでは事足りぬことを心得ています。そこに先生や高麗様の存在を感じておりました。今思えば、判断の基準がすべてIDAKIにあること、隠さないこと、余計に作らないこと、そのまんま在ることでした。長年仕事させていただいていますが、今回、初めて経験させていただいたことは「きちんと弔う時、奇跡が起こる」ということです。新次元の愛の場、空間は、こうして広がり集う人々の生命、魂に届くのだと感動を超える感動がありました。録音しておけばよかったと悔やむほど、3人のご家族、集った方々のお言葉に感動した2日間でした。


私は自分にしかできないことをみつけました。
幾つも仕事をすることに対して批判のヒの字も無い時代を、先生、高麗様が創ってきてくださったことに心より感謝申し上げます。

 


我が生命の中には
「今度こそ」
という魂の言葉があります。

高句麗時代
高麗人で生きるを決め、日本の地にて高句麗王の訪れを待ち、そこに新たな国創りに懸けていた魂が宿っていることをリアルに感じる瞬間瞬間があります。

愛から生まれた
愛の国

想像すらできぬ光みちあふれる国を創ります。


いだきがはじまり、先にこの世を旅立った、幾人もの魂が働き、力を注いでくれていることがわかり、すべてに感謝申し上げます。

 

大変恐縮ながら、先生、高麗様はじめ、多くのご協力くださった方々に対しまして深い御礼の気持ちで、この尊い場をお借りし表現させていただきました。
ありがとうございます。


花木伸江

KEIKO KOMA Webサロン
8月6日
KEIKO KOMA Webサロン
結工房にて:ジェンダーフリー
KEIKO KOMA Webサロン
三鷹市芸術文化センター風のホールにて