今どうしても取り戻さなければならないもの
「高句麗は、西暦668年に亡ぶまでの約800年間繁栄した国です。私は、この高句麗の歴史を「生体感応」よって、ピアノで即興演奏しました。
初代の王、朱蒙の生まれた、光に満ちた背景、戦い、一貫してアジアの強国として栄光を放ち、いまだに語りつくせぬ文化、すぐれた高句麗人の気質等が私の身体を通り、指の先から鍵盤に伝わり、音になって表現されてゆきました。現代人である我々が、今、どうしても取り戻さなければならない、人間としての魂を伝えていると思います。そういう意味では高句麗という国は亡ぼされてはいけなかったのですが、、、。この激動の時代、たった一度きりの我々一人一人の人生の大切な「糧」を高句麗の歴史は伝えていると思います。」
(1988年7月30日ライブレコーディング)CD高句麗に書いてある いだきしん先生の文章です。
「東北だから強いんだ」という先生の言葉、その中身を感覚で手繰っていくと上の文章に辿り着き、またご覧になっていない方にも、と書かせて頂きました。
まさかの多賀城からはじまり渋谷でのコンサートにて次々に顕されていく真実です。