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人間の精神


なら100年会館での高句麗伝説をありがとうございました。

高麗さんが奈良の地で高句麗の精神を伝える魂と出会い涙された詩と、聖徳太子とその師について詠んだ詩に触れ、魂が震えました。苦境や悲しみの中にあっても、何世代にもわたり精神を伝え続けることができる存在、それが人間と感じたからでした。ちょうど開演前に法隆寺を訪ね、その時に感じたこととも重なりました。展示されていたある仏像に心奪われくぎ付けとなり、そこに島国とは異なる大陸の精神を見ました。温もりを感じつつどこか懐かしい気持ちにさえなりました。そのような精神を伝えるため、大陸からやってきた当時の渡来人たちの苦難や命懸けの状態に思いを馳せていました。

悲しみの中にも2000年の単位で精神を伝え続けた祖先の連なる魂を想うと、天のさらに向こうが開かれた「今」が、これまでとは全く別ものに感じられました。大宇宙に立つ光の柱のもとで、運命から解放された命で全体とひとつに真の光をあらわすことは、天を地にあらわす高句麗の精神を実現することにとどまらず、次の2000年の新たな精神を後世に伝え遺すこととわかり、これまでの想像を遥かに超えた人間という存在のスケールの大きさに感動しました。

ありがとうございます。

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