人間の本性
仙台での今年最後のコンサートも素晴らしい経験となり、とても希望を感じています。ありがとうございます。
第一部「属性 attribute」
「「属性」とは、その人や事柄がもっている固有の性や特徴のことをいいます。さてそれでは、固有の性質や特徴というのはいかなる状態であらわれるのでしょうか。「相互作用」すなわち「関係」によってあらわれます。現代科学の知見によれば、宇宙から地球の出来事すべてにわたり、「相互作用」すなわち、「関係」のないことはどこにも存在しません。一切の関係を遮断している場合は「存在」しないという意味です。現実はそんなことはありえません。我々人間のおのおの固有の「属性」はどのような「関係」のもとであらわれるのでしょう。」
今朝は、大きな木が体に入ってきてくれて、支えられ、大きな木の下ですやすやと休んでいるような体感が気持ちよく、痛みもやわらぎ、感謝し目覚めました。こけしが家に来てくれたので、大きな木を運んでくれたと感じました。常に痛みに怯えている状態から、ぬけだせました。昨夜も、つくづく考えました。人間とし最もわからなければならないことをわかり生きていきたい気持ちが原点です。昨日、偶然のめぐりで塩釜から講演会にご参加くださった方にコンサートをお勧めさせていただくと、いらっしゃれないとのことで思わず、ガクっとしてしまい、鹽竈神社の神様があらわれるコンサートであり、神様が常にはたらきかけてくださっていますので、偶然の巡りで講演会にお越しくださったのに、コンサートにお越しにならないことが信じられない気持ちでした。思わず、「神様と生命に逆らうのは怖い」と表現していました。この言葉は自分に対しても言っていたということをしみじみとわかるのでした。最後はご参加を決めてゆかれましたのでほっとしました。私もたくさんの働きかけを受け、わからなければならないことをわからせていただいているのに逆らうと怖いと感じました。体の痛みは、わからなければならないことがあると考え、痛みに怯えるよりもわかることばかりを考え、昨夜は過ごしました。大きな木が体に入ってきてくださり、感謝にあふれました。先生のコンサートでは一音一音がおおいなるはたらきかけであります。わからなければならないことをわかる経験です。しっかりと聴かせていただくことに尽くしています。幾分やわらいだ痛みも開場となってからは痛烈に痛みはじめ、先生のピアノの音のやさしいことが生命に染み入りました。光が注がれていることが見え、感じます。痛む体に光が注がれ、生命の歪みが癒やされ、光に包まれ、温かく、心地よいばかりです。ピアノの音は生命の深奥に届きました。生命の深奥は宇宙の生まれる3段階前の世界とつながっていました。私は一気に引き上げられ、空中に浮いているような体感となり、大地に足をつけている時とは全く違う体感でした。身は重さを一切感じず、見える世界は次元を超えています。多次元が見える世界に身が浮いているようで、どこの次元へも自由に行き来が出来るのです。ここで生きて行けるのなら幸せそのものと感じ、真に幸せを感じました。この世の生き方は何であったのかと想います。過去から受け継がれた運命のままに生きる人生とはいつから作られ、繰り返してきたのかと、まるで違う次元、違う世界のことと感じるのです。「属性」というメッセージタイトルは初めて「属性」について考える機会となりました。人間の本性は宇宙の生まれる3段階前につながっていると見え続ける演奏でした。ピアノの一音一音が宇宙の生まれる3段階前と見えます。先生が演奏されていらしゃるので当然といえば当然なのですが、すべての生命とつながる宇宙の生まれる3段階前の世界と見え、見たこともない美しい図形に感動しました。先生の生命は生命ある存在すべてとつながっていることが見えたことがとても希望と感じます。
第2部は「愛という素晴らしさ」
「愛の素晴らしさは、「関係」のうちで互いが対象にはなりえないということです。すなわち、内面的に出会い、対象として観察はできません。観察できるのはそもそも愛といえません。「関係」のうちで、互いの「属性」すなわち、本性、美しいこと、存在する意味、存在するエネルギーなどなどが、ある意図や目的がまったく介在しない関係の中で得られるのが「愛」です。」
メッセージは、宇宙の生まれる3段階前の世界とつながり生きることで経験させていただきました。一部で宙を浮くようであった体感は、2部では後頭部のある感覚により、色々考える機会となりました。東北へ出発する時より、何も心当たりがなく突然後頭部になにかがあることを感じ始めていました。2部にて再び現れ、考えました。2部にて神々現れる光景が見えました。高句麗につながる神、檀君、神の鳥、ガルーダが目に見えて現れていました。そのエネルギーも感じました。神々は後頭部に集まるように感じ、後頭部に何があるのかと考えました。人間の本性は神と共に在り、宇宙の生まれる3段階前の世界が源であり、帰るところであることをわかっていると感じました。私の生命は長い歴史の中で作られた人間の生き方から解放され、何もなくなったら、宇宙の生まれる3段階前とつながり、人間とはなにかをわかっていると感じました。人間は皆宇宙の生まれる3段階前とつながり存在する生命であると見えます。皆帰る所は宇宙の生まれる3段階前の世界とわかり、感動と喜びでいっぱいとなりました。まもなく、たくさんの人が先生を求めて集うと見えます。皆、人間の本性を取り戻し、故郷に帰り、人間とし生きていきたいのだと感じます。人間であれば、愛を求めない人はいないと考えますが、まさか宇宙の生まれる3段階前の世界とつながることが愛とは誰も考えもつかないことでしょう。世界中の神々があらわれ、交流し新しい文化を作っているようなロマンあふれる麗しい音、メロデイーに魂震える程感動しました。西から東から人が集い、交わり、生まれる新しい愛が新しい生きる場を作っていく光景が見えます。すべての人は宇宙の生まれる3段階前の世界とつながっています。アンコールの美しいアリラン的な演奏は涙なくして聴けません。人間とし生まれたなら、世界中の人に先生のコンサートにご参加いただき、真の愛をご経験いただきたいと心より望みました。素晴らしい仙台でのコンサートをありがとうございます。