人間のみなもと

なんという２日間・・・琵琶湖と京都での「高句麗伝説」をありがとうございました。京都では最初の女性の美しい歌声にウクライナや中東を想いました。先生の太鼓のバチの調べが神様の足音に聞こえ、太鼓の音に舞い現れる存在に次元が変わり、、さらにギター、サックス、クラリネット・・・先生が楽器を手にとられるたび、次はどんな音が、そして高麗さんの御言葉が・・・と固唾を呑んでお聞きしました。アナログシンセサイザーの深い音色、星空はるか、日本にいながらに五女山のふところにいだかれました。皆がひとつに仲が良いことが生きる力と身に沁み、今大変な時代に、ひとりで頑張っても到底できないことが、いのちふれあう幸せから動きだす国産みの息吹きにいだかれました。無数の存在と魂に導かれ助けられて今があります。深い悲しみが愛に変わる今の時を逃すなと「一斉に集まれ」と呼びかけくださいました。そして感動の涙にとどまることさえ超えて先生の渾身の演奏と高麗さんの御言葉に真に生きる瞬間を経験します。高句麗のルーツ・フェニキア、人類発祥のエチオピア、生命のいきるちから、ただ素朴に限りなくやさしい愛になにもかもほどけていきました。

高麗恵子さんがお生まれになった日の「高句麗伝説」に向かっています。まことにありがとうございます。堤 康晴