人間になる

1/31三鷹市芸術文化コンサート風のホールのコンサートに母共に参加させて頂き、ありがとうございました。

今年に入ってから体調に波があり、鬱っぽくなる事もあり不調で悩んでいました。第一部の演奏では、振動のような演奏に身を置きながら、心も頭も怖がっていることを感じました。怖くて、どう生きたらいいのかわからず、不安でいっぱいの状態の内面である事をわかりました。これは私だけでなく今の社会ではこのように生きておられる方が多いのでは、と感じました。

振動のような演奏と共に、痛み、あるいは違和感として感じる部位は移ってゆきました。視神経の奥はここのところのコンサートでは毎回痛みを感じます。頭のてっぺん、後頭部の違和感、後頭部から首の裏側の違和感、振動のような演奏により現れては消えてゆく事を感じました。歪みだらけであり申し訳ないばかりですが、正して頂く機会を本当にありがとうございました。

第二部をお聞きしながら、愛はわからないと考えていましたが、身体は温かくなってきました。身体の芯が熱くなったり、温もりに包まれる演奏でした。愛によって生き方を糺されてゆくようでした。何よりも人間としてどうあるか、という事が大事と感じました。コンサート後は内面が柔らかくなっていることを感じ、人との温もりの中で生きることの喜び、大切さがわかりました。

デイサービスの入浴を介助して差し上げる時に、檜の湯船に浸かり「人間になった〜」と喜んで下さる方がおられますが、この日は私もその方の気持ちがよくわかる経験でした。この、やわらかい内面で生きてゆきたいです。

素晴らしい演奏を本当にありがとうございました。