人は鏡

青梅街道の交差点の信号待ちで、車の往来が激しいなか、銭湯帰りとお見受けする年配の男の人が、車が走る方の道路に出てしまい、危ないなと感じる姿勢で信号待ちをしていて、そしてそろそろ青になりそうでも、まだ待機の赤のときに、車が走っている道路に更に出たので、危ないですよ、そっちにいると、と後ろから思わず声をかけると、凄い勢いで睨みつけられました。車が危ないからと2度目の声がけで、飛びかかられるかなと一瞬思いましたが、大丈夫でした。危ない歩き方で青信号を渡っていきましたが、その後のスーパーでもその人と会うのです。そういう自分も、住み慣れた地域の道路は信号から少し離れたところでは、左右に車がいなければ、そのまま横切っていました。横断歩道ではなくても、けっこうやっているのです。
なんて変な人だろうと振り返りざま睨みつけた人とそんなには変わらないと後から自分を省みました。人は鏡、会う人は、通りすがりだけであっても、自分の状態を見せてくれるのだなと、変な人と責められません。自分の状態と出会う人、状況は、程度の差はあっても無縁ではない出来事でした。人のせいには出来ないです。