宇宙とつながる鼓動

第一部「鼓動」

鼓動というと何を連想するでしょうか。
普通は心臓の鼓動でしょう。
老子の道徳経では「道」は常に鼓動しているといいます。
仏教（特に華厳、天台、密教）では「一念三千」、一つの思いが
宇宙全体に呼応する、即ち心の鼓動は宇宙の鼓動であるということです。
地球、太陽には独自の鼓動があります。
地球の気候の変動をみると狂っているように見えますが、
地球そのものの鼓動が狂っているわけではありません。
最初にいった心臓の鼓動なんですが、身体内では象徴的にいえば
太陽のようなはたらきをしているといえるでしょう。
太陽の鼓動、地球の鼓動、心臓の鼓動が微妙に調整されて
うまくはたらいています。第一部では微調整をいたします。
人間だけが自然の鼓動から外れるようなことをして生存しています。
まさしく生存の危機といっていいでしょう。

第二部「愛の鼓動」

愛を感じる瞬間、心拍は確実に変化します。
つまり愛は生理的な共鳴現象です。
「愛の鼓動」とは、心が心に共振するリズムでもあります。
貴方の鼓動を聞く時、私は自分の心臓を聞いています。
この内外の境界が消える瞬間が愛の最も深い拍動です。
愛は鼓動の中に宿ります。
鼓動は愛の形です。
「愛の鼓動」は創造のリズムです。

コンサート当日の今日、仙台高麗屋にたくさんの方々にお越しいただき、ありがとうございます。語りは過去最高のご参加者となり、満員でした。皆様の内面を詩に書かせていただく時、今の時代を見ます。先生がコンサートの時に新しい世界を創造してくださっているので、常に変化成長し生きることが生き延びていけることとよくわかります。今日は何方様におかれましても、新しい芽を育てていく時と見えます。今までと同じでは立ち行かないことを見ました。コンサートがあるので、乗り越えていけることのありがたさが身にしみます。

コンサートメッセージは今日も何度も読ませていただきました。「鼓動」というタイトルでしたのでそのまま「鼓動」を感じる経験ができました。宇宙の鼓動を感じることができ、精神が最もやすらぎ安堵しました。「仏教では特に華厳、天台、密教では、「一念三千」、ひとつの思いが宇宙全体に呼応する、すなわち心の鼓動は宇宙の鼓動であるということです」をそのまま体験させていただきました。心が最もやすらぐ経験ができ、宇宙に呼応していることがありがたく、涙滲みます。地球に生きる人間の在り方で宇宙に呼応するとわかれば、一瞬一瞬大切に生きていこうと考えます。第２部では「愛の鼓動」というタイトルそのままを経験させていただきました。心臓を感じた時、光包まれ、愛に満ち、人とつながっていることを感じました。「「愛の鼓動」とは心が心に共振するリズムでもあります。貴方の鼓動を聞く時、私は自分の心臓を聞いています」とのメッセージに涙滲みました。心臓を感じると、人と人がつながり、すべての人につながっていくことが見え、感動しました。人と共に生きることを学び、経験しました。人を見ていたら、分断してしまうこともよくわかり、今日のコンサートで経験しました最もやすらぐところで人と共に生きていくことが生きることと見出しました。この平安を世界中の人と共にできますようにと祈りました。仙台の地にいると、心が空洞になる感覚に襲われ、寂しさを感じましたが、人間の心が愛に満ちていれば空間もやさしく光輝き希望を感じる空間となると考え、先生のコンサートを開催させていただくことが東北の地に光が灯ると考えます。この度東北に来させていただき、復興支援の道を作りたく通い続けたことを改めて考える機会となり、先を作ることをやっていくことを考えます。明日は結工房にて先生が焙煎してくださいます。同時に「香養膳」をお楽しみいただけます。皆様と共にできればうれしいです。

ありがとうございます。