京都にて
京都での存在論、ビデオ講演会、応用コースに参加させていただき、ありがとうございます、
存在論では、先日のウィーンホールでのコンサートメッセージ、源氏物語の光源氏についてお話し下さいました。忘れている世界がここに描かれているとお聞きしました。以前に大塚ひかりさん訳の源氏物語をご紹介いただき、一巻だけを読んだ状態で源氏物語はマンガで子供の時に読んだイメージしかありません。そのイメージからは逃れられず、あらすじは覚えているので知ってるつもりになっていますが、それは大間違いです。源氏物語は読んだことがありません。府中のコンサートメッセージの後、あまりにピンと来なかったので、まともに読んだことがないのは日本人としてどうかと感じ2巻目を読んでいます。読んでいると光源氏の心遣いはとても細やかで、「聡明な」女性しか好きにならないとのお話しも今日は良くわかりました。一巻目を読むのはものすごく時間がかかり、なかなか頭に入って来なかった記憶がありますが、コンサートにて経験させていただき、今読んでみると面白いです。女性達が今のように道具ではなく、光源氏の存在は恋や愛によって輝くとお聞きしました。この先を読むのが楽しみです。この京都での物語です。先生の存在についてもお話し下さいました。霊的な世界のお話し、世界の神々のお話、初めてお聞きすることばかりです。先生がある時、一つになられてその後はお箸の上げ下ろしからもう一度やり直されたことは、想像できませんが先生の内面の大変化により私たちはコンサートや講座を受けさせていただけているんだと、先生のご経験が桁違いに尊いことを良くわかりました。
ビデオ講演会で高麗さんのコンサートでの経験をお聞きし、恋や愛が全く違うことであると感じます。男女の関係が、所有と支配であることは良くわかりますが、そうではない関係が始まる時なのかと考えると希望です。
応用コースでは、施設にてお酒を飲みたい方のお話しを聞き、本当にやりたいことがあれば知恵も湧くし頭も働くことがわかります。また、入浴サービスのお話では、自分で決めることの大切さ、その場所を作ればこそ決められること、人間の可能性を感じるお話しです。途中、大雨が降りましたが、無事に新幹線に乗って東京に帰っています。ありがとうございます。