交流
昨日は、3年生1クラス、4年生2クラスのお話会でした。子供たち、一人一人の表情を見ながら語る話は、言葉が、体から出る状態である事を、最近、実感できるようになってきました。3年生に語った話は、大好きな話で、子ども達にお話が、届いたという実感でした。
4年生の話「長靴をはいた猫」はしばらく語っていない話で、体にお話が入るギリギリの状態。自分の精一杯で語ること。そして、子ども達の聞く力が、うまくかみ合わさってほしいと願うばかりでした。あいさつ、自己紹介が終わり、一話目のお話が始まりました。子ども達は、みんな膝に顔をつけるように、下を向いて聞き始めました。2話目も同じ状態でした。語り手は、とても語りずらそうでした。このような状態がなぜ起きているのか、わかりませんでしたが、この状態で、私は、お話を語れないと思いました。そこで、お話を語る前に「今度のお話は長いので、顔を上げて聞いてほしい。みんながしっかり聞いてくれると、私もがんばってかたれます。」とお願いをしました。すると、子ども達は、しっかり語り手に顔を向けて、聞いてくれたので、終わりまで楽しく語ることができました。次回は2月です。楽しみです。