交流する命の働き
応用コース、死について、ビデオ講演会を有難うございます。
対話の核にあるのは愛とお聞きして、対話のないままに死ねないし大事な存在を死なせてはいけないと強く心にします。コンサートでは愛の原理をピアノで表現してくださり、一人でも止揚や弛まぬ成長を経験します。
宇宙人のような他者や、男と女の違いの中で違いは当然の事とし、異なる意見や反対、否定を元に更に高度な展開へ向かえるのならこれほどの有難いことはありません。
再び一緒に暮らした2年で始めは半ば強引に父と対話の機会を持ち夜も更けて何とかかんとか一応の一致点を見つけた時には空間も表情も明るくなっていくのを何度も繰り返しました。一緒に「いだきで生きる」と云うことより一致の糸口はありませんでした。他の関わりの中では激しく緊張しながらも大事な対話の機会を繰り返し頂きました。
全く違う人同士、合わない所から対話を繰り返し上手くやっていくというのはどちらかが逃げ出したくなるような真剣な難しいことでありながらそれに依って命は活性化することを改めて知ります。命が掛かってでもいなければ中々取り組めない事を、講座にて改めてお話し下さりコンサートでの経験を実践するこれ以上なく有難い機会を今もいただいている事に気づきます。
出産のお話しから、立ち合ったこともない場面での女性の幸せな瞬間が伝わってきます。いだきしん先生や高麗さんが受け容れたり気にかけて下さっているというNPOいのちの仕組みを新たに伺いいつになく感動する今日です。愛以外の端々のところで争ったりする事なく、優しさに満ちている一日は幸せでした。有難うございます。