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予期せぬ展開へ


 この度の盛岡コンサートには、初めてお会いした岩手の方と参加しました。一部は、私は雑念でまぜこぜでもう大変な疎外状態でした。が、一部の最後に頭の中に光がドーンと入ってきて、頭が新しい光に満たされ驚きました。
二部の最後には、演奏とともにひっくり返った頭は、生命の要求を素直に受け入れることがようやくでき、いのち、愛、ひとつになれましたことは、全くの生き直しであります。アンコールではイエス・キリストを感じ、今もなお空間に生きておられるイエスの気持ちを察すると涙が出てくるのでした。イエス・キリストの弛みない愛を感じているのです。コンサート後、お会いした方は、宿を決めていなかった私をご自宅まで車で連れて行って下さり泊めてくださることになりました。夜遅くまで、二人で野生のコーヒーを飲みながらコンサート、いだきの活動の話は、いつ終わるのか先が見えないくらい花を咲かせていました。その方は、昨日のコンサートを、凄かった~、お腹の深いところまで、ズンズン音が入ってきた、と感動されておられ、いつも冷たかったのだけど、手がね、温かくなったの、と言っておられ夜も身体がポカポカして温かかったの、と翌朝、私にそのように話されておられ、コンサートに参加できて本当によかったな、と感じます。その方は、自分が幼い頃、子どもたちに食べさせていた雑穀をご実家の広い畑で育てておられ、粟、タカキビ、稗が穂になったままを畑で取ってきて私にブーケにしてプレゼントして下さいました。いつも商品として袋に入って売られているものしか見たことがなかった私は、雑穀はこんなにも力強い風貌をしているのかと驚きました。前に講座で、料理家は本来は自分で畑で作物を作ってそれを料理するのが筋なんだ(言葉が違っていたら申し訳ありません)とお聞きしていたことを思い出し、この方はまさにそれを自然な形でされているので、ますます感動するのでした。
翌朝は、雑穀を使った朝食とデザートまでごちそうになり、会場では先生のCDも購入されていて、本音の本も読むのが楽しみだと言って買って下さり、またコンサートでお会いできるのを楽しみに、お別れしました。亡きご主人の亡きお母さまがイタコをされていたり、亡きご主人のお姉さまが青森におられ、前に先生のことを話しておられたように感じると話されることからも、偶然があちこちにちらばり、この度の出会いの不思議さに面白いとしか言いようがありません。
この度は盛岡にくることができて、豊かな時を人生の一コマに据えることができ、心から感謝しています。
今日は商店街の中の大きなテーブルと椅子のあるところで、東北応用コースを聴かせていただきました。誠にありがとうございます。

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