主体性
狛江での応用コースをありがとうございました。
自分が日本人であることがわからないと、これらの新しい日本の国づくりもままならないことがわかりました。時の権力者により日本の歴史が改ざんされ、戦後は神話教育すらおこなわれていない現状に、未来の光を閉ざすような、どうにも動かしがたい重たいものを感じます。自分の住む地域の人たちが、地域・そして日本の未来についてあまりにも無関心であると感じるためです。
現在、自分の住む地域でバイオマス発電所の計画が持ち上がっており、色々と調べたところ、地域住民に対して事業者が隠している「本当のこと」がたくさんんでてきました。このような情報を共有するため、先日、住民による住民向けの勉強会を有志のメンバーとともに開催しました。地域住民とは、事前に直接会って話したり、ポスティング等により参加を呼びかけましたが、無関心であったり、地権者など事業に関係する他の住民へ忖度するなどにより、参加しない住民がほととんどです。自分の地域の未来がかかっていることに対して、なぜこのような消極的な態度がとれるのかわからず、腹立たしい気持ちでしたが、今回のお話しから、彼らが本当の意味で日本人ではないからとわかりました。そして、逆説的ではありますが、このような経験や自分の動きを通して、自分が日本人としての魂を、主体性を取り戻している、取り戻しつつあることがわかってきています。これも、スサノオとヒミコの出会いからなる日本の源流や、神性顕わる時代を、これまでのコンサートや講座でわかり経験しきているからだと実感でき、改めまして感謝の気持ちで胸が温かくなります。
それと同時に、「善」の力の後押しを頂いていることも感じられます。一時は現行の環境関連の法律の抜け道があまりにも多く、どのように戦えばよいか迷いがありました。けれども、今は全く迷いはありません。どんどん動いていく中で、事業者の不誠実ぶりが次々と暴かれていっているからです。自分のスタンスも明確になってきました。相手の不誠実さをとことん突き、こちら側は誠実さ、すなわち「善」を通していけばよいだけです。
今後は、町や国に対してもどんんどん働きかけを行っていく予定です。これまで何度も学生運動や老人ホーム立ち上げの時のお話しをお聞きし、コンサートでも経験させて頂いているので、戦術はすでに自分の命に刻まれています。直観と閃きをもとに、自分が主体的に動けば動くほど、他のメンバーの動きにも少しずつ変化が生じてきました。あとは、住民の各人が自分の個性を生かしながら、ひとつの目的に向けて結束していくだけです。8月に住民説明会が再度開催されることになりました。夏の決戦が楽しみとなってきました。
ありがとうございます。