世界平和
東日本大震災後、福島第一原子力発電所の原子炉建屋が水素爆発を起こし、大破した映像を見た瞬間の気持ちを忘れません。「何故、地球上で原子爆弾を落とされた唯一の国、この日本に原発があるのか」です。原発について議論されたり報道されることはこれまでも見聞きしているはずなのに、衝撃をもって目覚めるように何故?と生まれ、原発の開設をお祝い一色で報道された地元のテレビコマーシャルまで思い出しました。その後、様々な事が明らかとなる中、常磐道にて東北へ通わせていただく中で、報道されない事実を目の当たりにし続けています。そして震災直後に帰宅困難となった面積は名古屋市に匹敵するなど、原爆の悲惨さだけではなく、原発事故含めて山ほどの、言葉にならない、身につまされる事で頭がいっぱいになってしまいます。
原爆投下の直前に、名古屋の家が被災したので広島から戻るようにという父への命令が出なければ私は生まれていませんでした。世界平和という言葉が身近にある家に生まれ育ちましたが、残念ながら、それをどんなに広げても、逃げ水の如く、追えば追うほど遠のいていく世界平和、と知った人生を活かすよりありません。
「自分の国は自分で守る」と突然言い放った父の声、何もかもを投げうち只ひたむきに活動を続けた祖母の姿が鮮明に心に浮かぶ今、いだきしん先生、高麗恵子様と出会い、此処から真の平和実現ができると賭けています。「一人一人が真の自分を活かし、輝き生きられる社会は平和な世界」という NPO KOMA の活動主旨をどんどん実現し、賛同者を募っていきます。
共に祈りの時を迎え、真の世界の平和実現へと向かいます。