世界中の人とつながる生命の光
木々の緑が青々と茂り、光輝く府中の森でのコンサートのメッセージは「妖精賛歌」とは驚きました。とてもロマンを感じ、妖精は森に宿ると感じていた私は、今日もどのような神話を見ることができるかと大変心がときめきました。
「妖精のことをどこまでご存知でしょうか。森と言えば、妖精ですよね。今日は、どういうわけかリハーサルの時にたくさんの妖精が集まってきました。人それぞれの魅力、特に女性の魅力としてあります。ここに至るまでの道のりは人類史以上に長く、人類史の中である時はとんでもない迫害をされて徹底的に記憶から消されるような働きを受けました。ほんの一部は神話の世界に受け継がれていますが、実際には神話にすらなっていません。あまりにも語れば膨大で今日一日で済むことではありません。美しい命に溶け込んだ妖精は一人一人の特有な魅力と才能になり存在します。悪さをする妖精もいまだにいるので要注意です。」
目を閉じ、音から見える図形が手がかりです。妖精は生命の内に溶け込んでいるという表現がわかる図形が見え、体でも感じました。「よく私たちのことをわかってくださいました」とお礼のご挨拶をしているようでした。光輝く存在とし、表には出ずに裏で支え、光の芽を育んでくれています。時には美しい香りがし、光輝く光の雫のように見え、光の芽が育つように、才能を活かしていく手助けをしてくださっています。演奏をお聴きしていると内面の光景が見えます。生命の内に大きな木が立っています。国作りのシンボルと見えます。残念ながら今日見える大きな木は曇っているのです。内面の光景から自分の状態を知り、妖精の歴史を知り、神の歴史を知り、人類史を知ります。それも女性の歴史です。メッセージに書かれていました「ある時はとんでもない迫害をされて徹底的に記憶から消されるような働きかけを受けました。」をそのまま体感しました。光の芽を覆うようにし、闇が襲いかかり、闇に伏されました。行き場がなく、発狂しそうになる苦しみを感じました。パイプオルガンの演奏により一気に引き上げられ、胸が一気にひらき、抜け出しました。生命の深奥に輝く最も純粋な美しい光が現れました。この光は宇宙の生まれる3段階前とつながります。生きる要である光が現れ、宇宙の生まれる3段階前の光と繋がり、救済された安堵に涙こみ上げました。長い歴史をたどり、時空と場を超え旅したようで、一部が終わった時は遠いところから帰ってきたようでした。それも時代が変わったかのように長い時が経ったように感じました。
第2部は「迷信と笑うなかれ」
「信仰による迷信は論外です。惑わされないことです。惑わすから迷信とは言いますが。理性、あるいは科学的に理解されるということはとても大事なことです。しかし、迷信のことを考える時、理性や科学的に理解されていることすら、驚くばかりの迷信の類が多いのではないでしょうか。何れにしても一回きちっとはまってみないとわかりません。はまりきってみたらまわりにどのように評価されようが、人生にとってこれほどの不幸はありません。脱出への道は終わりのない連続した探究心の中で、あるいは実践でなにものにも囚われない喜び、幸福感がふつふつと湧いてくることによって新たな人生への一歩です。真実、真理が明確になります。」
一部でも初めの音から感じていましたが、昨日の続きのように思っていたことは大間違いと気づきました。今日は目を閉じ、音をお聴きし、見える世界も図形もまるで違います。戸惑い、考えることの連続でした。2部も見える世界は何なのかを考え続けました。考えても初めてのことは答えがなく、そのまま受け止め、感じるままにお聴きしていると私には大いなる存在からのメッセージが聞こえてきました。「天性」のコンサートメッセージの中で「よく眠れないと「天性」に目覚めることも叶わないでしょう」と書かれたことがずっと気になり、天性を考える日々が続いていました。毎夜、紙とペンをだし、天性について考え、言葉を書き出します。世界の平和を願う気持ち、実現したい気持ちは一番の要にある気持ちであります。その為にも天性を表し、活かし貢献したいと常に望み、能力を上げることを目指し生きています。今日も天性について考えていると、大いなる存在は天性を活かしきれないことを共に悲しみ、余計な覆いを解くように働きかけてくださっていることを感じ、感謝の涙がこみ上げました。大いなる存在はずっと共に在り、たくさんの働きかけを注いでくださっています。ありがたいばかりですが、その働きかけに気づけないことは申し訳ないと心からお詫びしました。心も頭もひらき、そのまま受け容れていけるように生きていくことの大切さが身にしみました。途中、迷信とはこのことと見え、一部で大きな木が曇って見えた原因は迷信であったと気づきました。すると内面に立つ大きな木は輝き始めました。私は天性を活かすことを考える時、世界を変えたい、平和な世界を作る為に働きたい気持ちばかりが湧いてきます。大きなことをし、どんどん世界が変わる動きを作りたいと切望します。気づけば先生のコンサートをどのように世界中にお伝えするかを考えながら聴いていました。あるところで、一部で現れた最も純粋な美しい光を感じていると愛よりなく、涙しました。生命の深奥は世界中の人とつながっていると体感した瞬間、演奏が終わり、拍手となりました。ドラマチックな終わり方に感動し、涙しました。アンコールでは、愛を感じられる生命に感謝しました。目を閉じ、何が起こっているのかを見ることばかりに囚われてしまうと見えなくなります。それでも生命は愛を感じています。ありがたいことと深く感動し涙に暮れ、今日のコンサートは終わりました。心は静かに感動と感謝に震え、お客様をお見送りさせていただく時、どなた様の生命も一つに繋がり愛を感じ、また涙しました。愛の経験は生きる力となります。今日も誠にありがとうございます。