世界へ向かう
「Keiko Koma」のサイトにあり、InstagramのKeiko Koma Skyrocket Centerアカウントにもアップされる「詩と写真」をすごく楽しみにしています。というのもこれまで見たことのないはじめて見る光景が沢山あって、空気やにおい、情感をともなって伝わってくるものがあります。現代と感じられない古の光景や人が人と生きたぬくもり、ある写真では雪解けの香りまで伝わり心に届き内面豊かになります。昨日はフェニキア人の詩で‘世界をつなぎ、常に動き続け’…という詩を読むと胸がパーッと明るくなりました。前へ行くよりない愉しさがあって明るいことこの上なく、そんなふうに動いていきたいと感じました。
3日間の講演会から昨夜東京に戻りました。講演会、ビデオ講演会と活動とありがとうございました。京都での高麗さんのご講演はとても歴史的で先生と出会う前、担われてきた歴史の重みもそのまま伝わってきて、初日は詩集「麗花」の詩のことがお話を聴きながら心にありました。先生の働きのことが見えるように体感します。しゃくやくの会の会長さんのご挨拶も、ご紹介をするにあたっての学びになります。
昨日は活動の合間に八坂の高麗ギャラリーカフェに伺いますと、高麗さんがコーヒーを淹れて下さいました。すっと聖水で清められ、身体中に何も無くなっていくのです。仲間がチケットが売れた、と次々入ってきたり気持ちのある人たちが集い、嬉しくなります。高麗さんが八坂にいらっしゃり、大輪の華が咲くような空間でとても嬉しかったです。ふとしたお話から、私は守ることでチャンスを逃していたことに気づかせて戴きました。ある判断するのにお金の遣い方の面で親の目を未だ気にする自分がいました。守って切り詰めることが無難とし、新しいことも投資もしない、何の未来も感じてこなかった親の生き方でしたが、まだかすめていたのか…と認めて、改めて先を創ること、未来を基準に次に向かいます。コーヒーを頂いた後、四条でチラシ配布をしていると、普段は受け取らないようなビジネスマンはじめ多くの方々が受け取ってくださいました。活動では、動き続けていくことで活動をしていく筋力のようなものを取り戻し、どんどん動きながら3日目にはやればやるほど身体が軽くなっていきました。また、この2年で家での仕事が殆どで目がひどく悪くなっていたのですが、活動していく日毎、視力が何段階かあがっていくことに気づきました。
この度は、活動しながら、京都にすり鉢状になって救われなかった霊魂が幾層にも重なっているという、ずっと前におっしゃっておられたお話が心にありました。京都にこれだけの寺社があること。無念で亡くなった方々の無数の霊魂のこと、神仏への祈りも平和を願いながらも天に届かなかったということ。「大地の声」の催しかと記憶していますが、一筋の光が差し込み…というお話を覚えています。先生のコンサートが沢山開催されどれほどの魂が救われていったことと想います。社会では中心、未来のことわかっていけず人の苦しい状態も伝わり、状況を変えていくこと必要とわかります。世界へ向かう意志がハッキリあらわれ、いつも世界的なスケールを命で経験するのが京都のコンサートです。1日の内に集中して活動をすることを覚え、東京に帰ってからも引き続き表現してまいります。貴重な機会をありがとうございます、活かしていきます。