三鷹 光のホールコンサート
今朝みた夢は、心なごむ夢でした。夢も心の深層部をあらわしており、今日のコンサートとつながっていると感じます。一部の演奏のはじまりには、本音で生きて下さいの本のつややかで黒い表紙がくるっと一回転して私の目の前に現れドキッとしました。その瞬間、全体を感じその意味を知ろうとしました。苦しかった、高句麗伝説から17日の三鷹コンサート、続いてアントレプレヌールサロン、そして今日のコンサート、砂漠の中のオアシスをみつけるような、何もない状態で参加できるよう成していく日々は、ウクライナの方が今日のコンサートは雪解けから春がきたような、とおっしゃった様ですが、まさにそのような心理状態でした。新緑輝く5月のこの時に何もないところから作っていくよりなかった人生の時を私は一生忘れないでしょう。そして、いろいろと学ばせていただける大変尊い機会でありましたこと、感謝申し上げます。これらの経験からわかったことには、本音には神様はたらくということです。古代人は普通にこのような状態で生きていたのだろうと感じます。KKchで、エクソダスとお聞きしましたが、本音で生きる空間は、次元が変わり、奇跡がおこり、成就する光の道、と、このたびの経験から感じます。一部の演奏のはじまりは緑の草原に包まれ植物たちのいのちが舞い踊っているような豊かさを感じました。そして、風というか青い空に白い雲が沸き立つようにモクモクと生命すべてが白い雲に包まれていくような躍動感に満ち、なんて楽しいのだろうと、休憩にトイレに並んだ時もワクワククスクス笑っている自分がいました。
二部ではこれからのこと、世界のこと、世界は先のない未来に進もうとしていることにピアノの音は激しくそのような世界をぶち壊すような勢いに涙がこぼれました。そしてピアノの音を大切な方の存在の声とし、聞くようにし、何を話しているのか、言葉にしていっていました。平和を創りたい一滴の気持ちは未来に平和をつくるよう、広がっていくと感じ、本音で生きるこれからの人生を心にします。二部では、ハンナ・アレントの昨夜読んだ、活動と労働のことが浮かび、先生の何もないところから瞬間瞬間生まれてくる即興演奏の、私たちに生きる力をなみなみとこの生命の器に注いで満たし、新たに生まれさせてくださる今今に人間としての真の豊かさ、生きることの意味が演奏されておられるお姿から胸いっぱいに感じられ、このように生きていけたら最高と言葉になるのでした。最後のほうでは、先日お会いしたアーティストの方が心に浮かぶと、その方の光とひとつとなり体熱く涙しました。何か始まるのでしょうか。アンコールは言葉にならない喜びと感動でいっぱいになり、拍手がなかなかできませんでした。新たな仕事も入ってきて明日は見学となりますが、本音をしないと生きていけませんので、生命優先であります、本音が先にコンサートで決まる、といった順序も、すごく大切と感じ、おおいなる存在は、守るように、はたらきかけてくれていると感じ頭が下がります。世俗に疎外されないように、これからの人生を、世界の平和を胸に、射程距離を長くし、チケット修行とともに進みたいと願っています。本日のコンサート開催、先生、高麗さん、ありがとうございます。