三鷹の風に
昨日、初めて伺う仕事先に向うときに、迷路のような住宅街を抜けていきました。方向音痴ではない方ですが方向を見失い迷いそうになりました。スマホの案内も方向を見失ってしまうような状態でした。帰りはナビが狂うことはなかったのですが、昼間なのに人の気配がなく立派な建物なのに廃墟のように見えてしまいました。気持ち悪いくらい静かで生気がかんじられませんでした。13分程の道のりでしたが仕事よりも疲れ果てて家に帰ってイスでて寝てしまっていました。まだその疲れが抜けないままに三鷹に向かい道中は寒くてしかたありませんでした。マーブリングを着た方に会うと体が少しづつ暖かくなり会場に着いた途端汗が滲み暑くなってきました。
コンサートではやさしい風に抱かれ心地よく昨日の苦しみが嘘のようになくなっていきました。三鷹の地で聞くアリランの旋律は美しい天女が舞い降りて自由に空間を飛び回っているようでした。
9月のコンサートは沢山の覆いが溶けて奥に隠れていたものがどんどん出てきました。もう誤魔化したり装う事もできなくなっています。第2部の時に急に汚い言葉が出てきて戸惑い飲みこもうとしましたが勢いよく次々出でくるためそのまま認めていきました。ヘドロのように出てきた言葉は出た瞬間にすっと消えていきました。固く黒いものは溶けてなくなり苦しみもなくなりました。一筋の光がさしみこの場に身を置く事ができ大きなチャンスを頂きました。留まることなく前に向かって生きます。本当にありがとうございます。
土曜日の盛岡コンサート、応用コース、死についてに参加致します。どうぞよろしくお願いします。