一日
本当に伝えたいことを伝えているのか。本当は何を伝えたかったのか。考えなくてはいけないと思いながら、夜は幕がかかるように頭の思考が働かないまま眠りについていました。翌日、会社では人の言葉をよく聞き、メールの文面もよく見て、表面で返すのでなく読み取るように注意したところ、まるで違うことに気がつきました。今まで業務の流れの一コマとして流しており、人間としての体温を感じていなかったと気がつき驚きました。分かった時、まるで違う世界に見え、自分の状態を再度目の当たりに見た感じでした。今朝は、早くに突然身体がシャキッと目覚めると同時に、蝉の鳴き声が響き渡る朝を迎えました。強い太陽の光と暑さをカーテン越しに感じた時、長崎の原爆の日と分かりました。暑い、暑いと言えない自分がいます。表現とは言葉だけでなく、すべてに表れるものと自覚した一日です。