一年のはじまりにありがとうございます
今年のはじまりは、1月2日の幻のKogryo Caféからロームシアターでのいだきしん先生のコンサート、存在論、応用コース、ビデオ講演会と経験させていただきました。人類史が紐解れ、女性の真の力が表れていく兆しがおおきくひらかれ、これから世界の状況も一変していくであろうただならぬ時です。元旦から能登の震災、翌日には羽田での飛行機事故等が続き、危機的な状況の深刻さを肌身で感じておりましたが、コンサート、そして先生の講座から日本の置かれている状況も理解でき、今とこれからを整理できてまいりました。
幻のKogryo Caféでは格別に美味しい極上コーヒー、そしてスイーツを頂く素晴らしい時でした。高麗さんに頂いた詩は嬉しくも自分の傾向を目の当たりにし、真を表していくと心しました。ロームシアター京都でのコンサートでは敵のど真ん中にあってもその要を抑え、射る如くに展開し、拓く力、先駆けていく力を内に見、美しい人が笑顔で生きられる社会、世界を創っていきたい気持ちとなりました。駆け抜けていく速さ、軽快、爽快な風は本来の自分であるとこれからを生きる力が生まれました。
存在論では、コンサートで表現下さった「深淵」について伺えました。危機状態でどう生きてるか、存在そのものを問われること。淵にある、ぎりぎりのところでどう生きるかということを伺いました。死を自覚すること、存在を表わすこと。体制下や様々な状況下におかれても中心で生き、実現し、貫いていくことを伺え、今とても必要なお話でした。新たに特別養護老人ホームを建てる時も周囲には全て反対されていたことから為されていったお話を伺うと可能になるように頭が働いていきます。自分自身も今年、チャレンジしていくことを決め、コンサートにのぞむこと、とてもワクワクします。
応用コースでは、迎賓館コンサートの時に伺ったマリア様のことを伺い、それまでの歴史認識からするとひっくり返るほどの衝撃を受け、真が表にあらわれていく感覚でした。聖書を読んでいた時期があるのですが、何か真を隠すような釈然としない印象で、一方的とも感じ、とにかく釈然としませんでした。イエス様のその運命をわかり、十字架の下で息絶えるときまで共にされたお母さんのマリア様のこと、逃げずに共にあられたこと…。先生のお話から、真にふれ、永く受け継がれてきた女性の哀しみが受けいれられて新たな歴史がはじまる時とも感じました。日本は独立国になっていないということ、日米安保のこと…。歴史の流れからひとつの軸として、特に政治の面からもこれまで起きたことをたどり、今起きていることを照らし合わせると合点がいきます。また、”見ている状態”ではど真ん中にいないということ、身体も弱くなってしまうとは分かります。最も危機的なのは、経済より社会学的なことより女性も男性も半分である状態にあること。生命統合の為のコンサートをしていかれるとのこと、ワクチンに関しても、必ず道を見つけられるとおっしゃる先生の姿勢から、自分は現場でどう実践していけるかを考え、実行していこうと感じます。
講座に連続で参加させて戴き、さらに高麗さんのビデオ講演会では先生のお話の理解がより深まります。時勢が大変な中で、先生にお会いでき、生命は澄み渡り、気力がわいてまいりました。京都では滞在中には行商で出会った方々にご挨拶に伺うとコーヒーのご注文もいただきました。また、昨日は、東京カフェ高麗屋さんに食事をしに伺いました。同じメニューでも、毎回工夫を感じとても美味しくいただいています。11日の高句麗伝説に向かいます。かけがえのない時を誠にありがとうございます。