一人一人の幸せが国創り
比叡山に登る道すがら苔むした石積みの塀を見るたびに、五女山の石垣の写真がうかひます。機械も何もない時代に山肌に整然と積み上げられ2000年以上たった今でも崩れることなく美しい姿を残す石垣に過去ではなく今も生き続ける魂を感じます。
昨日から京都国創り行商活動に参加させていただいております。
昨日は八坂の塔の麓に立ち上がったマーブリング作品の美しさ荘厳さに見惚れ、八坂の2Fではマーブリング和紙が陽に透けて透明な輝きを放ち墨で書かれた詩が空間を舞う世界が広がっていました。高麗さんが詩を表現されているとお店には世界中の方々がひっきりなしに来店されていました。私も何だか楽しくて嬉しくて、言葉は通じなくてもジェスチャーでパンを販売したりと幸せな時を過ごしていました。
ポーランドの方々と高麗さんと出会いは、偶然の重なりでした。魂の出会いとはほんとに素晴らしいことだと感動感激したひとときでした。高麗さんの即興詩を聞いていたポーランドの女性が涙ぐむ姿を見て、思わず私は彼女を抱きしめてしまいました。彼女が抱きしめ返したときの力強さ優しさが今でも胸に残っています。高麗さんを囲み、誰もが喜び合うひとときは、民族国境を超えて万国共通なんだと心から喜びその場にいさせていただきました。
夕闇に聳え立つ八坂の塔の麓、集う魂。
一人一人の幸せが国創りになると克哲さんがお話しくださいました。
高麗さんが私の大好き大好きな詩を読んでくださいました。「姫よ私の声が聞こえませんか…」続く「姫よ」感動感激で飛び跳ねてしまいました。この詩の中で、今回初めて聞こえた言葉があります。私たち…と言う言葉です。あの魂の詩は、誰か一人ではなく『私たち』なのです。古の都にて、愛を中心に生きたたくさんの魂が出会いを待っている。そう教えてくださいました。
京都にて国創り行商活動に参加させていただき、本当に嬉しいです。幸せです。ありがとうございます。
本日も出会い待つ魂に出会えますように。本日もどうぞ宜しくお願い申し上げます。