KEIKO KOMA Webサロン

一人一人にあらわる時


先日の応用コースで配られた、弘前の高句麗伝説を聴く会の案内を見た瞬間しまったと思いました。その日の夜は、既に約束を入れていたからです。約束を優先するべきかと講座中に悩みましたが、何を言っているんだと言わんばかりに胸がざわざわとして落ち着きません。先日の存在論はその場で申し込まず、翌日にした事でキャンセル待ちになった苦い経験があるので、帰りに直ぐに申し込みをして本当によかったと思う聴く会でした。6月23日の当日はもちろん集中して聴かせて頂いていましたが、その後の講座やコンサートを経て今聴くのとでは、当たり前ですがまるで異なります。会場では聞こえなかったものが高麗屋さんでははっきりと聴こえ、天から降り注ぐように空間が変わる時、身体の中心に芯が通り、どんどんと祓われ澄んで綺麗になっていきます。まるで別人のようにすっきりとしつつも、畏怖を感じます。神様のあらわる世界は、同時に一人一人にあらわれ返ってくると、はっきりと分かる経験をしました。その時に高麗さんが私に仰った、「表現した方がいいよ」との言葉が胸に響いています。帰り道、雨降る中を歩きながら、なぜか突然さびしい気持ちになり花を眺めていました。雨に打たれているせいだけではなく、悲し気に泣きべそをかいているように見える黄色い花は、自分の心を映し出しているかのようです。正に表現をしていないからと気づきました。帰宅後、数日前に関西の高句麗伝説をご案内しようと思いながら、していなかった方に直ぐに案内を送りました。雨の音が聞こえる静かな夜は、自分の心が見透かされるかのように静まり返ります。

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第一弾KOMAGESHA
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盛岡にて
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高麗恵子スカイロケットセンターにて