マーブリングの介護服
マーブリングの介護服を着て現場に立つ!
大変畏れおおいです。
これはもう革命とすら感じました。
昨夜は訪問で瞼も眼球もほとんど動かない方の夜勤に伺いました。マーブリング介護服を着て!
入室時はちょっとバタバタの雰囲気で、血圧が高くなっていたのがようやく下がり始めるかなというところで伺いました。
お名前を何度呼んでも半分白目で反応ないので、よほど看護師さんに電話しようかと迷いましたが、マーブリング介護服を着る自分は心おちついていて、慌てずに血圧測るなどしながら対応しているうちに しばらくしてから黒目がはっきり戻り、意識あること確認でき、そのあとはちゃんと入眠されている感じになり、安堵しました。
「マーブリングの介護服を着ている自分」は、手を洗いに洗面所に行くたびに鏡に映り、大変心強かったです。
お顔をマッサージさせていただく時には、人間の身体は大変精緻な出来事であると感じ、だから精確に対応するのが正しいことであると心から納得し、丁寧にさせていただきました。
いつもは瞼もなかなか動かない方でしたが昨夜は後半、いつもよりよく反応して下さいました。
外側からだとわからないですが、光やエネルギーは感じて下さっていると感じます。
ありがとうございます。
帰宅後 マーブリングを広げると、あんまりすごくて 見とれて呆然とします。そのまま部屋に飾っておきたくなります。すごすぎる。
最初に「革命」と書きましたが、その昔 介護施設現場に先生が介入されたこと自体が 人類の革命だったのではと感じます。それまでは 女性の働きは当たり前のこととしてタダ同然で価値を認められてなかったです。介護なんて家事よりも低く見られていた、あるいは無視されていた のではないでしょうか。介護職員の給料を東京都の職員並みにされたのも先生と伺いました。今では女性の仕事がちゃんと仕事として生計を立てられる業種になっていますが、一昔前を知る者にとっては驚異、革命です。
老いて社会の中で仕事もできなくなり体も動かなくなる方々、そのありよう、どうするのか、どう生きていくのか、まったく新しいひかり注がれて 変容していく ただ中に マーブリングを着て 参加させていただきます。
ありがとうございます。