マリア様
雪雲垂れ込める盛岡でのコンサートを、ありがとうございます。新幹線のトラブルに巻き込まれた方々のことを高麗さんはご心配だろうと考え、どこにいても、いだきしん先生の愛の音は同時共振しているから、私もひとつであろうと感じながら、集中して会場におりました。
第一部のメッセージ「存在が身を引き、存在が身を隠すと」をうかがう中で「銀河鉄道は存在=本質」ということがくっきりと記憶されました。第一部では、銀河鉄道の息吹と感じる堂々たるパイプオルガンの音色を感じた時はありましたが、その後はお祓いをしていただいているようでした。その様に生きてしまう自分を申し訳なく感じつつも、身体の芯に音が響き震えるのを感じておりました。いだきしん先生がピアノに移られた後は人間が愛のまま生きられない状態にさせている悪と戦っているような感じで、「誰なのか?」と見極めたい気持ちでおりました。それから意識がコンサート会場から離れ眠っているような状態にあったある瞬間、パッと映像が見えました。それは「前面に帯状に広がる菜の花畑と、遠景に雪を被った青い山脈の帯、そして青空」という広々と明るい春の風景でした。それから、お逢いしたいどなたかの息吹を間近に感じ、「どなたですか」と考えるのですがわからず、そのうちに胸の芯が解れ、それから慟哭が内からこみ上げ涙がポタポタ流れました。そうして第一部が終わりました。
第二部のメッセージを「愛顕現」と伺ったとき、「マリア様の音を聞きたいなあ」と感じました。今年の元日の迎賓館コンサートを繰り返し拝聴し、繰り返し胸が震えて涙しておりました。ピアノ演奏が始まり、ある時からマリア様と感じる演奏を生で聞かせていただきました。やっぱり胸が熱くなり涙がポタポタ流れました。いだきしん先生にありがたい気持ちでいっぱいでした。マリア様とイエス・キリストが、人類に何を残してくれたのか、真をわかりたいと望みます。そして高句麗のこと、東明王様が日本人にどれほどの恩恵を残してくださったのかも、正しくわかりたいと望みます。
第二部のパイプオルガンのころには、身体じゅう解れて、うつらうつらしてしまっておりました。そんな時「チリチリチリチリ」っと鈴の音がして、パイプオルガン中央の星型の飾りがクルクルと回転し始め、ものすごく驚きました。パイプオルガンにそんな性能があるなんて知りませんでした。いだきしん先生の洒落た演出と感じました。子どものように、楽しい明るい気持ちでした。ありがとうございます。
アンコールのピアノでも、意識がうつらうつらしがちでしたが、ド迫力の演奏にシャキっとして、コンサートが終わりました。
「明日があるのが楽しみ」という気持ちでコンサート会場を後にし、夜空と月、星を時々立ち留まって見上げながら宿泊先に向かいました。
とにかく起業して生きるしかないと感じておりますので、応用コースで学びたく、お願いいたします。
ありがとうございます。
高橋陽子