ボイス対談
先生と高麗さんのボイス対談をお聴きしてやっとわかっていけるように頭が動き出していきます。ギリシャ神話の神ゼウスは死なない神であった。神は向こうからこっちに来ても人間はこっちから向こうには行けない。神は人間を神御自身に似せて創造したとは神話の世界で知ることでしたが、じっさいもうここからわからない世界がありました。神とは…いくら思いを巡らしてもわかる世界ではなく、存在論で、在るという世界を知りました。コンサートでは、見えなくとも宇宙、神、が在るということを本質として感じ、生命、命の神秘につながります。人間だけではなく、命はいつかは終わる。身体が無くなり、目に見えなくなるのが死である。4日のアントレプレヌールサロンで、死なない頭。死なないように考えられる存在。としっかりノートに書きとめていても、今一つ晴れやかな気持ちになれなかったのは、死なないという言葉をお題目のように頭に張り付けたからです。ギリシャ神話の神のことから哲学へと発展しながら人間は考えることで先を創ってきた。考えて活動したり仕事をしても目的や目標を作っているとここに縛られてしまう。作っていきながら、活動をしながら、その内容をどんどんよくしていく。決して満足はできなく、先、先と意欲が湧いてくることは死んでしまったら出来ないこと。死なないことは死んでしまったらやれないことを次次とやる。やれる。その体力、気力を養うことは年をとるとかのせいには出来る筈もありません。死んだら出来ないんだから。この言葉がピカイチと光りました。普段どう生きて生活しているのかでせっかくの新しい芽を潰してしまうこともあるのはとても残念です。神と人間の関わり、神話の世界、哲学、考えられなくなるような体制があったことなど総合的に理解できていけると観念的な頭が外れ考えられる道筋が出来ていくようです。
5月末から6月のコンサートでの新しい経験はあたらしいことを生み出しているのかも知れません。やってみたいことが突然出来たのでやってみます。