パワーの源
狛江での応用コースをありがとうございました。力を抜き筋肉に依存しないでパワフルな生き方ができるというお話しは、今後の人生100年時代を元気に生きるうえでの励みとなりました。何よりもまず筋肉が先行する自分の意識・頭の状態に気づきました。その原因を探ると、小学生の時に社会科の資料集で眼にしたミケランジェロのダビデ像など、筋肉を中心とした肉体美を強調した歴史的文化遺産などにも及び、人間の意識への影響はかなり根深いものと感じました。
これまでの講座で、①力を抜くこと②軸を外さないこと、が重要であるとのお話しでしたが、両者を満足させる答えが、背骨、腰骨、胸椎などを中心とする「骨」にあるなど、意外なまでにシンプルな答えに驚きました。また、骨が開くことで内臓が適切に機能するための位置を確保できることや、曲げ伸ばしなど骨の可動性が高まることで柔らかい筋肉がつくられるなど、知りたかった体の仕組みにおいても、骨が中心的な役割を担っていることに思わず唸りました。骨と内臓のバランスが整い筋肉が柔らかくなることで、背中の内側の筋肉と連動しながらパワフルな表現が可能になるというお話しに大きな可能性を感じるとともに、やがて小学校の理科室の人骨標本にスポットライトが当たる日の到来を想像してみたりもしました。
ありがとうございます。
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