ハレの日
訪問先のおばあ様が廊下で手招きしました。
「こんな富士山しばらくぶり。最近の富士山に夕陽も見事よ」老人ホーム行はやめてここでのんびりすると決めてから気持ちが落ち着いか日々の生活を改めて楽しんでいるように見えます。あなたが言ったからこれからどう生きるか不安でなくなったわと聞いて、?ずっと永遠に生きることかな。
優雅で純白の富士山に丁度ほころんできた梅の紅い花が枝垂れて富士山とマッチして仕事の手を休めて庭に向いた椅子に座らせてもらった。ご自慢の庭です。そのうち侘助の椿も咲きますと聞いて侘び寂びの話になりました。いつもと違う毅然としているおばあ様、一度倒れて大騒ぎして生き方の覚悟が決まったのでしょうか。
日本の四季の変化とともに生きる先輩。さてわれはどう生きる?思わず早春賦の歌詞を口ずさんだらおばあ様が日本の唱歌はきれいねと言い。春は名のみの風の寒さや・・と春のやさしい光にとけこんだ雲一つもない時間でした。喜び生まれて新たな気持ちで仙台コンサートへ行けます。ありがとうございます