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ドバイより


ドバイに行ってきました。
コンサートへの道を作れたら良いと感じ、どんな国なんだろう?と遊びに行ってきました。
行ってみて、一番驚いたのは、アラブ人が本当に少ないこと。日本人も少ないです。そして、たくさんのインド、バングラディシュ、パキスタンの方々、アフリカの人が暮らしておられます。アラブの白い服を着た男性が、看板には出ていて、憧れの存在なのだとわかります。ホテルのプールにジャグジーがついていましたが、そこには黒い服で身を隠した女性3人が入っていて、普段は水着で入る人しか見たことがなかったので驚きました。ここまで徹底しているのかと。気候は、とても暑くて日中は40度を超えるので、外を歩く人は少なく、夜9時ごろから道路にも、噴水の周りにも、ショッピングモールへの道路も車や人でいっぱいになっていきます。
砂漠のサファリツアーに行き、バギーを運転するのがとても楽しかったです。暑い日差しの中、とても細かい砂漠の砂を舞い上げて走るのは爽快です。馬に乗っているような体感でした。そのツアーでは、インドから来た車関係のエンジニアの男性とその甥っ子さん28歳、そしてネパールの首都カトマンズから来た32歳と34歳の男性がご一緒でした。お一人の方の妹さんは大阪におられるらしく、日本でお会いできればと言って連絡先を交換しました。砂漠にオアシスのような広場を作り、そこに100人ぐらいの外国からの観光客が集い夕食を食べ、ステージではベリーダンスなどのショーを楽しみます。

電車の駅の終着駅はエキスポ2020という名で、とても広い敷地に、面白い趣向を凝らしたパビリオンがあり、無料のカートが何台も走っていて、それに乗って移動できます。ここなら大きなコンサートができそうです。私たちは夕方行ったので、建物の中は閉まっていましたが、濡れない滝を経験してたり、真ん中のドームで映像の鳥が音楽と共に羽ばたいたりするのを経験しました。風が吹き、とても気持ちの良い時間でした。少ないお客でしたが、スタッフの人たちは働いています。

世界一高いタワー、世界一大きな額縁、世界一を作る人工都市は独特の世界観です。オイルマネーで都市を作り、海外から労働者を入れて、将来は石油に頼らない国を目指していると聞きました。ピスタチオ屋さんに行った帰り、近くのホテルでタクシーを呼んでもらいました。そのベルボーイの方はアフリカ、ナイジェリアから来たと。日本に一度は行ってみたいけどビザが取れないが、ドバイは簡単に来れると。そして、最後の日にタクシーがなかなか捕まらず、困っていると声をかけてきた人が35ディラハム(お金の単位で1400円ぐらい)でホテルに送ってくれるとのことで乗ると、シリアから来られた方でした。最近、仕事が無くなり少しでもお金を稼ぐために声をかけたと、そして日本に是非行ってみたい、大好きと言っておられました。誰に会っても日本人は素晴らしいと言って下さいます。日本に行ってみたいと。日本車がどんなに安全で故障が無いかも熱心に語ってくれます。シリアの方は国内は戦争で仕事もできないからドバイに来たけど、なかなか仕事が定着しないと言っておられました。国を追われるように出てこられたのかと思うと、気の毒でなりません。一人一人の人生があるのに、何故戦争をするんだろう?前の日に高麗さんの書き込みからレバノンが戦争になることを知り、シリア人にお会いし、まだ戦争をやるのか?と信じられない気持ちでした。海外に出ると、日本の暮らしが特別であることを思い知ります。ドバイ自体はとても安全で、女性が1人で夜歩いている姿も普通に見かけます。無税なので世界のお金持ちが会社を作ったり、乱立する高級高層マンションを買っているようです。マリーナと呼ばれる地域の高級ホテルのバーに連れて行ってもらいましたが、10年前は座る場所もないぐらい人が多かったけど、今回は広いカウンターでお客は私たちだけでした。まだコロナで来なくなった観光客が戻って来ていないようです。お酒が飲める場所は限られています。また、街中で買うことはほぼできません。日用品やタクシーはそれほど高くないですが、外食は高いです。カジュアルなレストランのフレッシュジュースが800円ぐらいです。アラビア料理はシュワルマという、ナンのようなパンでお肉や野菜を巻いたのがとても美味しかったです。

人工都市ドバイ。砂漠に都市を作る。すごい発想です。人間の欲なのか、夢なのか、挑戦なのか。摩天楼を見ながら、ドバイの10年後がどうなっているのか想像もつかないです。構想はまだまだ未完成とのこと。多くの国々からの建設やサービスが良くに携わるブルーワーカーの方が暮らす街。

ただ、とにかく日中の暑さは出かけることが難しいです。日本に戻ってきて、すっかり秋になっていて四季のある国は素晴らしくありがたいと感じます。

高麗さんが京都でポーランドの方と魂の出会いをなさったとビデオ講演会でお聞きし、なんとすごいことと感じます。京都から世界に繋がって行く。大きく動いていきたい、それは海外に道を作ること、そしてオンラインで多くの方に伝えられることも同時に考えます。明日、三鷹でのコンサートにはとても楽しみに来られるお2人の初めての方が来られます。今日も3人の方に先生のコンサートをお伝えし、ご参加を決められました。ありがとうございます。

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東京高麗屋にて-2
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