デイサービスいのち
先生、高麗さんをお迎えする前に、デイサービスいのちの玄関に描いて下さった石をひとつひとつ磨いていくと、ピカピカ光り輝き出し、ポロポロと涙が溢れてきました。一人一人の健康と幸せ、そして世界平和を願い描いて下さった石は、皆違い個性がありながら各々が輝き、石ひとつひとつは全体の中の個であり、皆それぞれが光り輝く状態は『平和な世界』であった事が初めて分かり、涙しました。
起こし下さった高麗さんは、玄関を見て先生に『可愛いでしょ~』と満面の笑みを浮かべられ、石を踏まないように入って来られました。
正面の心模様タペストリーも凄い存在感で、エネルギーを発しています。
檜のお風呂は、まるで森林に居るかのように清々しく香り、お二人をお出迎えしているかのようです。
音響も大変素晴らしく、マーブリングカーテンの美しさと先生の音に包まれる環境に身をおく豊かさを実感いたします。
先生からは、デイサービスで何より大事なお食事の事を沢山聞かせていただき、日本人は昔から美味しくご飯を炊けるよう工夫してきたので、ご飯とお味噌汁が美味しいだけで決まると教えていただきました。
ご高齢の方の食事というだけで、薄味で食べやすいよう細かくしたり柔らかくしたりするが、何を根拠にそのような食事がいいと考えるのか?との質問に、教科書の刷り込みや固定観念であったと考えます。
高麗さんが淹れて下さるお茶は最高に美味しく、飲んだ後も素敵な香りが続き、このお茶を飲めたら幸せ···と頬が緩みます。朝一番ここにいらして、美味しいお茶から始まる一日に心馳せます。
まだまだ改善点はありますが、豊かな経験をしていただけるよう、スタッフ皆で進んで参ります。
お二人が居て下さる場は、生命の歪みが整い、ま~るい生命になっていく尊い経験です。
本日は本当にありがとうございます。
長崎佐智江