ゴールは無い

飛ぶ鳥を見てると、空中で羽バタキを休めると落ちてしまう。大地に根を張る大木を見て、地下からの水が枯れ、絶え間なく水や養分を吸い上げられなければ枯れ果て倒れてしまう。
太陽の光が空を染め雲を輝かせ雲がゆっくりと風に乗って走る空を見てると、
そして、区切られた時間に合わせ、自転車で突っ走る学生や、時間に合わせひた歩く勤務者を見てると、
時って何？
時間って何？と頭を悩ませる事が有ります。何故か、ゴールなんて無い。とふと、思いました。やり続けるその先に、或いは、その先があるようにやり続ける。これでいいのではと。
思い通りにいかない故に、諦めたり、破滅に向かったり、こんな事も、時間に操られてるように感じます。誰かさんの時間でなく、生きられる時が来たことを感じています。野田陽子